サイバートラストは6月3日、情報セキュリティコンサルティング セキュリティ調査サービスの新サービスとして、「コンプライアンス調査サービス」の提供を、同日より開始したと発表した。
「コンプライアンス調査サービス」は、インシデントが起きる前に PC などの利用状況を確認し、インシデント発生を未然に防いで事業継続を支援するサービス。
組織内のPC端末／サーバーに専用デバイスを接続し、プログラムを実行することで監査対象の情報収集を行い、監査対象のユーザーアカウントの行為やシステム、データの状況を把握、追跡調査を行う。収集した情報は同社が分析し、調査レポートを提供するという。
これにより、マルウェアやウイルスの感染の有無、不正なソフトウェアのインストール有無とそれによる情報漏洩の有無、禁止している社内データの外部メール送信や外部メディアへの保存の有無、PC端末に保持または潜在している個人情報の有無、許可していないアクセスポイントへの接続や不正なウェブサイトへのアクセスの有無、といったリスク要因を調査し、可視化するということだ。
同社では、こうした調査が行われることをあらかじめ周知しておくことで、不正行為に対する抑止力にもなり、企業や組織内のコンプライアンスの維持にも貢献するとしている。なお、同サービスには、DOUZONE JAPANの調査技術を採用しているという。
