お笑いコンビ・爆笑問題が、2日深夜に放送されたTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜25:00~27:00)で、第57回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞の喜びを語った。

爆笑問題の田中裕二(左)と太田光

番組冒頭、太田光が「ありがとうございました、皆さんね。ギャラクシー賞。宇宙的な人間ってことですか? ありがたいもんだね、本当にね。びっくりしましたよ」とコメント。田中裕二が「全然縁のない」と言うと、太田も「全然! 賞とは無縁でこのまま一生終わるのかと思ったからさ。何もとれねえしさ、流行語もとれねえしさ」と言い、「そしたら、いきなりもうさ」と喜んだ。

そして、「いきなり、昨日かな。横山(雄二)からメール来て。『おめでとうございます』って」と明かし、「憧れだったからさ」とうれしそうな太田。「今まで、(荻上)チキとかもとってる。さっき宇多丸のところに行って挨拶行ったんだよ。宇多丸も先輩だから。考えたら先輩だらけなんだよ、俺の周り」と過去に受賞したパーソナリティーについて話し、「今までずっと肩身…TBSも壁際歩いてたじゃない」と言うと、田中が「そんなことない」とツッコんだ。

放送批評懇談会は1日に入賞作品を発表した。爆笑問題の選考理由について、「『爆笑問題カーボーイ』『爆笑問題の日曜サンデー』を長年にわたりほぼ休むことなく毎週放送を続け、ラジオでもその確固たる存在感を示しています」とし、「ラジコで全国の番組を聴き、自身の番組で話題にして各地のパーソナリティと交流を深めるなど、SNSが隆盛の時代にラジオの場だけで大きな輪を作り上げ、ラジオに新しい広がりを生み出しました」と説明。

さらに、「太田光はリスナーからのハガキやメールをおもしろおかしく巧みに紹介し、書籍や映画、芸能などに関するトークでは知的好奇心をくすぐります。また、時に長尺で語る現代社会への考えはラジオならではで、聴き応えがあります。田中裕二の素で飾らない反応や感情表現、時に太田以上にヒートアップする姿もコンビとして絶妙です」と称賛した。