米国半導体工業会(SIA)は6月1日(米国時間)、2020年4月度の世界半導体市場規模が前月比1.2%減、前年同月比6.1%増となる344億ドルであったと発表した。

SIAのプレジデント兼CEOであるJohn Neuffer氏は、「4月の半導体市場は3月比でわずかに減少したが、これは毎年の季節的な傾向であり、むしろ前年同月比で成長している点が注目されるべき動きと言える。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大流行によって数か月にわたって経済の混乱が生じたが、4月の半導体市場の動きはそうした混乱から回復しようという初期兆候を示しているように思える。しかし、今後数か月はまだ大きな不確実性が残っている」とコメントしている。

なお、2020年4月の半導体市場規模を地域別にみると、中国が前月比2.1%増、前年同月比4.4%増、米州が前月比1.1%減、前年同月比24.5%増、日本が前月比0.9%減、前年同月比0.1%減、欧州が前月比7.6%減、前年同月比7.1%減、アジア太平洋/その他が前月比3.1%減、前年同月比3.3%増となっている。

  • 半導体市場

    月次でみる半導体市場規模および前年同月比増減率の推移 (出所:WSTSデータに基づきSIA作成)