ジェーン・フォンダ、白人特権の終幕について語る「変わらなければいけない」

女優・活動家として長年活躍してきたジェーン・フォンダは、米CNNのインタビューでジョージ・フロイド氏殺害によって引き起こされた抗議デモについて発言した。

米現地時間5月31日、女優で活動家のジェーン・フォンダは米CNNに出演し、ニュースキャスターのドン・レモンによるインタビューのなかで、蔓延している人種差別とあらゆる角度から闘うために白人特権に終止符を打つことの必要性を説いた。

「私たちは、白人だったから特権を与えられた」とフォンダは述べた。「もっとも貧しい白人でさえ、特権を持っていた。私たちはその事実を認識し、それこそが人種差別の原因であることを理解しなければいけません。警察、赤線引き、金融機関やローンに関する方針など、あらゆることが黒人の人々の貧困からの脱却を困難にしています。警察も変わらなければいけませんし、歴史の導きによってこうなったことを白人たちは理解しなければいけません。だからこそ、私たち自身が変わろうとしなければいけないのです」。

インタビューに登場したフォンダは、黒人解放組織”ブラックパンサー党”へのオマージュとして黒いセーターに黒いベレー帽という姿でインタビューに登場した。1970年代、さらには1980年代初頭にかけてフォンダは同組織を大々的に支援し、資金集めにも携わった。フォンダは、同組織のメンバーの両親を失ったメアリー・ルアナ・ウィリアムズさんを養子に迎えている。

インタビューでは、フォンダはほかにもジョージ・フロイドさん、ブレオンナ・テイラーさん、アマド・オーブリーさんらの暴行死に対する抗議デモが実際にはメディアの報道よりも暴力的ではないと見解を述べた。ほかの活動家たちから得た情報をもとに、フォンダは大半の抗議者が暴力を望まない個人や組織からなるさまざまな連合によるものだと述べた。

「暴力を振るっている人々が誰かはわかりませんが、重要なのは、多くの白人が事態を把握しはじめたことだと思います。ドナルド・トランプの大統領就任と同時に絆創膏がはがされ、ずっと前からあったアメリカの差別という傷口をさらしました。でも、それはもっと新しい、確固たる方法、大統領の政権が推奨する方法で行われたのです。多くの白人は気づいたのではないでしょうか……私自身、人種差別、奴隷制度、再建の歴史について十分にわかっていないことに気づかされました。ジム・クロウ法(訳注:1876〜1964年にかけて存在した人種差別的な内容を含む米南部の州法の総称)と新しい差別的な政策についてもそうです。だからこの3年間、私は努めてこれらを学んできました」。