テラスカイは6月2日、Salesforceと連携するグループウェア「mitoco(ミトコ)」の最新版「V11.0」を発表した。今回のバージョンアップでは、CRM/SFA機能が充実したSalesforceと連携するmitocoの特徴を活かした新しいmitocoコンポーネントをカレンダーに追加しており、取引先や商談レコードと紐づく予定を簡単に作成できるようになるほか、ワークフローでも複数機能を追加し、組織や状況に合わせた柔軟なフロー設定に対応するという。

主なバージョンアップとして、カレンダーではドラッグ&ドロップで関連先と紐付く予定を作成するこを可能とし、取引先や商談のレコード一覧から選択したデータをカレンダー上にドロップすることで、そのデータと紐付いた予定を作成できる。頻繁に顧客訪問を計画する営業担当者や、ディスパッチ業務担当者などのスケジュール作成を効率化するとしている。

  • ドラッグ&ドロップで予定を作成できる

    ドラッグ&ドロップで予定を作成できる

また、予定に複数の取引先責任者を設定できる機能を追加し、予定に複数の取引先責任者を関連づけることができるようになり、1つの予定に対して最大50件の取引先責任者を関連付けできるという。

ワークフローについては、承認者不在時の対応として承認者が承認プロセスを編集可能な場合、承認者は次ステップ以降のステップを空ステップにする/しない、次ステップ以降のステップの承認者や承認条件の編集ができるようになり、次の承認者が不在の時でもスムーズに決裁を進められる。

そのほか、取戻し条件と取消し条件の緩和、否認処理の改善など、状況に応じた柔軟な承認フローを実現する機能追加を行い、次の承認者が不在の時でもスムーズに決裁に進めることを可能としている。

モバイル カレンダー(iOS版)に関しては、デスクトップ版の「予定の調整機能」がiOS版でも利用可能になり、簡単にメンバーが空いている時間の確認・予定作成ができる機能となっている。