新型コロナウイルス感染拡大防止のため2月29日より臨時休業しているユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は1日、緊急事態宣言をはじめ大規模施設への休止要請が解除されたことを受け、6月19日よりパークの一般営業を再開することを発表した。また、より慎重かつ緩やかにパーク運営を再開していくため、一般営業再開に先駆けて6月8日~18日の間、ソフトオープン(プレオープン)を実施する。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

ソフトオープン期間中の6月8日~14日は、年間パスを持っている人で事前に予約した大阪府在住の人のみを対象として招待し、6月15日~18日は年間パスを持っている人だけでなく前売りチケットを購入した大阪府在住の人も対象に。

6月19日の一般営業再開後は、当面の間、関西2府4県在住の方を対象として営業。入場には年間パスあるいは期日指定された前売りチケットの購入が必要となる。当面の間、パークエントランスのチケットブースでのチケット販売(当日売り)は行わない。

再開にあたり、QRコードを活用し感染拡大を抑制する目的で大阪府が構築した「大阪コロナ追跡システム」を導入。パークへの入場とレストランの利用にあたって、ゲストはメールアドレスを登録する。

USJは「ゲストの皆さまとクルーの健康と安全の確保を最優先に、国が公表している『遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』に準拠することに加え、国内外の情勢ならびに保健行政機関と医療専門家からの指導のもと、徹底した衛生強化対策を講じた上で、段階的なキャパシティ・コントロールを行いながらパーク運営を再開してまいります」としている。