ユーグレナはこのほど、「外出自粛下における健康意識調査」の結果を明らかにした。同調査は4月18日~19日、22歳~59歳の男女400名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 在宅勤務、在宅学習による疲れを感じますか?

    在宅勤務、在宅学習による疲れを感じますか?

在宅勤務、在宅学習による疲れを感じるか尋ねたところ、63%が「はい」と回答した。性年代別で比較すると、最も疲れを感じているのは20代女性(72%)で、最も低かったのは30代男性(54%)だった。

外出自粛によるストレスを感じることはあるか聞くと、76%が「頻繁にある」「時々ある」と回答した。性年代別では、20代女性(88%)が最も高く、「自由に外へ出られない息苦しさ」「人と会えないこと」など、閉塞感や直接友だちや家族と会えないことにストレスを感じるといった回答が多くあがっている。

  • 外出自粛によるストレスを感じることはありますか?

    外出自粛によるストレスを感じることはありますか?

在宅での仕事や学習について、オフィスや学校で行うのに比べると、自身の集中力はどのように変わったか尋ねると、35%が「少し下がった」「とても下がった」と回答した。

  • 自身の集中力

    自身の集中力

「自身の意欲」に関する変化については34%が「少し下がった」「とても下がった」と回答した。

  • 自身の意欲

    自身の意欲

「自身の生産性」に関する変化では36%が「少し下がった」「とても下がった」と答えている。在宅勤務や家での学習において、集中力、意欲、生産性いずれの項目でも3割以上が低下していると感じていることがわかった。

  • 自身の生産性

    自身の生産性

世代別に比較すると、集中力・意欲・生産性の3項目すべてにおいて最も低下を感じていたのは40代だった。特に「自身の生産性」については、「少し下がった」「とても下がった」は20代は26%であるのに対し、40代では44%と高かった。

在宅での仕事や学習において、生産性の低下につながることやものについて聞くと、40代では「家族から話しかけられる、家事の手伝いの依頼がある」「子どもの世話」など家族に関連する回答が目立った。一方20代では「テレビなどの誘惑が多い」「(家の中に)娯楽が多いから」など、オンオフを切り替えにくい環境をあげる声が多くなっている。