オヤイデ電気は、プロブランド「NEO」d+シリーズからオーディオグレードのUSB Type-Cケーブル「d+USB Type-C to C classB」を5月22日に数量限定で発売した。オヤイデ電気直売店とオンラインショップのみで取り扱い、価格(税別)は1mで4,500円、2mで5,500円。

  • alt

    d+USB Type-C to C classB

Macbook ProなどのType-C搭載デバイスを使っている、DJやDTMユーザーをターゲットにしたUSB-Cケーブル。近年、USB Type-Cを搭載したオーディオインタフェースが増えており、これらの多くがバスパワー給電であることもあり、Type-AからType-Cへの変換アダプタを使わずダイレクトにPCとつなげられる、Type-C to CのUSBケーブルを望む声が多く寄せられていたという。

d+USB Type-C to C classBは、既存のd+シリーズ同様の徹底した品質管理のもとで生産。挿抜耐久性、屈曲耐久性、荷重耐久性という実使用状況下テストのほか、特性インピーダンステストであるTDR(時間領域反射)試験、高低差80℃以上の高低温環境下におけるケーブルの状態および電気特性試験、80%以上の湿度下や紫外線照射テストを経て、すべての試験をパスしたものだけを製品化している。

  • alt

    Type-Cコネクタの耐久性やケーブルの電気特性など、徹底した品質管理のもとで生産

PCとオーディオインタフェースを接続する用途のほか、d+USB Type-C to C classBをPCへの電源ケーブルとして使うことも想定。オヤイデでは、PCにACアダプター給電したときのサウンドと、内蔵バッテリー駆動時のサウンドでは「AC/DCをスイッチング変換することなく、本体バッテリーから直接給電する単体使用時の出音に軍配が上がる」と説明しており、d+USB Type-C to C classBをPCへの給電ケーブルとして利用するときは「バッテリー駆動時に匹敵するサウンド」が期待できるとしている。

導体は高純度銀メッキOFC、導体サイズは23AWG/30AWG。絶縁体にはポリプロピレン/ポリエチレンを採用。シールドは90%編組+アルミマイラーで、外装にはPVCを採用した。コネクターは24K金メッキコーティング銅合金で仕上げている。USB 2.0(HI-SPEED)に対応する。

  • alt

    利用イメージ