これからは「通勤時短」希望! 働く20代に聞いた通勤時間の考え方

新型コロナウイルスの感染拡大防止により、多くの企業でテレワークが推奨され、在宅勤務を余儀なくされました。その経験により、これからの働き方に対して今までと異なる思いを抱いている人も少なくないでしょう。一部報道では、テレワークの実施でオフィスに出社する回数が減少すれば、通勤時間が苦にならなくなるため、都心よりも郊外の住宅人気が高まるとされています。働く20代は通勤時間に対して、どのように考えているのでしょうか。

テレワークを実施している20代の7割が、通勤時間の短縮を希望

株式会社学情が、テレワークの実施や新型コロナウイルスの感染拡大が、20代の転職意識にどのような変化をもたらしているかアンケートを実施しました。

テレワークを実施している人を対象に、「希望の通勤時間」に変化があったか質問をしたところ、「より短くしたい」が47.7%、「どちらかというと短くしたい」が22%という結果で、約7割が通勤時間を短くしたいと考えていることが明らかになりました。

一方、テレワークを実施していない人にも、同様の質問をしたところ、「より短くしたい」が21.7%、「どちらかというと短くしたい」が18.5%で、通勤時間を短くしたい人は約4割にとどまりました。テレワークの実施が「希望の通勤時間」に変化をもたらしていることが分かります。

テレワークの導入により郊外物件の人気が報じられていますが、今回の調査では「通勤時間が長くてもいい」という回答は0.8%にとどまりました。「通勤時間を短縮したいと考える人」が「通勤時間が長くなることを許容する人」の約7倍となり、プライベートの利便性や、終業後の時間を有効活用したいと考える20代が多いことが推察できます。

通勤時間を短くしたい理由のトップは「自由に使える時間を確保したい」

テレワークを実施している人に「通勤時間を短くしたい理由」を問うと、最も多かったのが「自由に使える時間を増やしたいから」で31.8%、次いで「テレワークで通勤時間に負担を感じたから」が25%となりました。テレワークを実施することにより、夕食の準備をする時間を確保できたり、自宅での自由時間が増えたりしたことで、平日の終業後の時間も充実させることができると気づいた20代が多いと推察できます。

終業後の時間を有意義に使うことで、生活の質の向上や自由時間の確保につながることに気づき、通勤時間の捉え方に変化が生じたのではないでしょうか。

一方、「通勤時間の希望に変化はない」と回答した人からは

「家で仕事をしてみて、通勤時間がオンオフの切り替えになることが分かったから」

「適度に家と会社が離れているほうが、仕事のスイッチが入ると分かったから」

という声があり、職場と自宅間の移動が気分転換になっていると気づいた20代も一定数いることが分かります。

また、テレワークを実施していない人にも「通勤時間を短くしたい理由」を問うと、「自由に使える時間を確保したいから」が約半数を占め49.7%、次いで「緊急事態宣言の発令で『感染リスク』を下げたいと思うから」が35.2%となりました。

一方、「通勤時間の希望に変化はない」「長くてもいいと思うようになった」と回答した人からは「家賃の安い郊外に住みたい」「感染リスクを考えると人口密度の低いエリアに住みたい」という声が寄せられました。

通勤時間の希望は平均29分。45分以下で通勤を希望する人が7割超え

具体的に希望する通勤時間についても、調査を実施。テレワーク実施者が平均29.3分、テレワーク未実施者が29.9分と、どちらも平均29分台となりました。テレワーク実施者のうち、45分以下で通勤したい人が73.5%を占める一方、テレワーク未実施者は66.4%であることから、テレワーク実施者の方が「通勤時間を短くしたい」という思いがより強い傾向がうかがえます。

まとめ

テレワークが浸透すれば、通勤時間にこだわる必要がなくなり、住まいに求める条件が変わってくるという報道があちこちでなされています。しかし、今回の調査結果によると、20代に関しては、通勤時間はできるだけ短縮し、時間を有効に使いたいと考えている人が多いようです。皆さんもこれを機に、テレワークの導入と通勤時間について考えてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「テレワーク推奨を受けた、転職志向に関する緊急アンケート」
調査対象:20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者542名
調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
実施期間:2020年5月13日〜5月18日
実施機関:株式会社学情

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社学情

執筆者:ARUHIマガジン編集部