すべてを込めた究極のシグマ。シリーズ初のFFモデル|三菱 ギャランΣハードトップ 2000 CX Vol.1

洗練されたデザインをいち早く取り入れてきたフォーマルハードトップ
新世代のセダンとして三菱が83年9月に送り出した5代目ギャランΣとエテルナΣ。大きな進化はFRをFFに変更したこと。シリーズでは初めてのFF化で、広い室内空間を生んだ。

 エクステリアは直線的なラインを生かしつつ、ソフトなコーナーデザインを取り入れた伸びやかなラインを構成。

 優れたデザインもさることながら、充実した装備も特徴だった。サスペンション、パワーステアリングそしてエンジンマウントまで電子制御するモデルを設定。ロードノイズを防ぐために二重防振構造のスーパーバランスサスペンションを採用するなど、新時代の乗り心地を体感させるクルマだった。

 さらに、充実した機能に豪華な内装のスーパーサルーンを83年12月に追加。その後、ディーゼルインタークーラー・ターボ追加を経て、84年10月にはスタイリッシュなハードトップを発売した。


5代目でFFとなり、国内独自のエレクトロニクス技術を投入した。

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肌触りのよいベロアニットシート生地が使用されている。FF化のおかげで広々とした空間を確保できた。リアシートもリアホイールハウスの小型化で大人3人がらくらく座れる。


ドアオープナーは引き上げ式。コーションシールはタクシー用を流用。



液晶式電子メーターを搭載。左上に見えるのが空調絵表示。速度計の下にタコメーター、その下右側にターボのブースト計が表示される。


掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)