趣味、凝っていることを棋士のアンケート回答からご紹介します。将棋ファンの皆様も参考に、はじめてみるのもいいのではないでしょうか。

将棋ファンの皆さんは最近凝っていることはありますか?ちょっとしたことにこだわったり、興味をもつことで普段の生活に張りが出てくるものです。棋士も凝っているものが各々あります。そういったものがない方は棋士からヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。ということで本記事では『将棋年鑑2015 棋士名鑑アンケート』の「最近凝っているものは?」から回答を一部ご紹介します。(以下カッコ内敬称・肩書略)


健康編

肩(鈴木大介)
肩(佐藤秀司)
肩、腰(有森浩三)
肩と首(佐藤紳哉)

ほか
この回答が一番多かったですね。まさかそういう回答があるとは思っていませんでした。畳の上で座っている機会の多い棋士は特に凝りやすいのかもしれません。

ストレッチ(田中寅彦)
ストレッチ(井上慶太)

すでに実践済かもしれませんが、肩凝りの棋士たちにぜひ勧めたいです。

股割りスクワット(泉正樹)
ランニング(久保利明)
体作り(増田康宏)
痩せようとすること(木村一基)

ほか
一日中座って過ごす仕事をしている人は、体を動かす習慣があるといいですね。

食事編

コーヒー豆(佐藤康光)
おいしいコーヒーを飲む(遠山雄亮)

コーヒーは豆や淹れ方など奥深いですよね。おいしいコーヒーが淹れられたときは気分上々でしょう。

トマト、トマトジュース(毎食必ずいただく)(加藤一二三)
鰻のイメージが強いですが、トマトも大好物。好きなものは徹底して食べ続けるのが加藤流です。


アーモンドミルク(長岡裕也)
アーモンドミルクは低糖質、低カロリーの健康食品です。牛乳の代わりに料理にも利用できます。

和食、日本酒(稲葉陽)
どちらも日本人なら、追究してみたいものの一つでしょう。日本酒は各地域や蔵でそれぞれ特徴があって面白いです。

趣味編

お菓子の研究(森内俊之)
お菓子作りをしている森内九段、想像ができませんがギャップがあっていいですね。

海外旅行(森雞二)
お金と時間がたくさんあれば凝ってみたいものです。

LPレコードとワイン(青野照市)
レコードは今から始める趣味としては厳しいですね。この組み合わせはレトロで上品な雰囲気があります。


デパ地下(日浦市郎)
デパ地下はおいしそうな食べ物がいっぱいあって天国のような場所ですよね。いろいろ見て回ると何時間もいてしまいそうです。

「容疑者Xの献身」のロケ地巡り(神谷広志)
あの名場面の場所に自分が立っていると思うと感動もひとしおでしょう。

西洋美術鑑賞のための知識を仕入れること(佐藤天彦)
『貴族』の異名をもつ佐藤九段らしい回答ですね。作品の背景を知るといっそう芸術鑑賞は面白くなります。

ポイント、クーポン集め(村山慈明)
お得な買い物ができる、実用的な趣味ですね。

ゲストハウス巡り(高田尚平)
ゲストハウスはそれぞれ個性があって面白いようです。ゲストハウス巡りの本なんかも出版されているようです。

風景印、NFL(近藤正和)
風景印は郵便局で押してもらうことができる、地域にちなんだ風景などを使った印鑑です。普段いかない場所にいったときに記念に押してもらうと、見返す楽しみがありますね


長男とのキャッチボール(戸辺誠)
娘のゲームのレベル上げ(深浦康市)

子供とのコミュニケーションに凝っているようです。息子とキャッチボールって憧れのシチュエーションではないでしょうか。


サウナ(村田顕弘)
水風呂とのコンビネーションが慣れてくると気持ちよくなります。「ととのう」感覚を覚えると病みつきになってしまいます。


以上、棋士の最近凝っているもの(2015)をご紹介しました。どれか1つにでも皆さんが興味をもっていただけたなら幸いです。

凝っているものはコーヒー豆と回答した、佐藤康光九段
凝っているものはコーヒー豆と回答した、佐藤康光九段