消費者庁、初めて措置命令を取り消し 酵素ECのユニヴァ・フュージョンの処分で

消費者庁は5月15日、2019年3月に行った、ユニヴァ・フュージョンに対する措置命令を取り消すと発表した。消費者庁は、認定した違法表示の期間に誤りがあったとしている。景品表示法に基づく措置命令を消費者庁が取り消すのは、今回が初めて。
 
消費者庁は取り消しに関する公表の中で、「措置命令の処分原因事実として認定した表示期間を改めて検討した結果、取り消すこととした」と発表している。
 
消費者庁表示対策課・食品表示対策室の田中誠室長は、「処分を発表した当時に認定した2年間の表示期間の事実認定に誤りがあった。認定した表示をずっと表示していたわけではないことが分かった」と話している。「再度調査し、新たに別の処分を発表する可能性もある」とも話している。
 
ユニヴァ・フュージョンは、酵素配合飲料「コンブチャクレンズ」の販売について、2019年3月29日に、消費者庁から措置命令を受けていた。
 
当時の消費者庁の発表によると、ウェブサイト上のランディングページに、スリムな女性の腹部の写真や、「スルスル、ムダのない体に!」といった文言を掲載するなど、消費者が商品を飲用するだけで容易に痩身効果を得られるかのように表示していたとしている。認定した表示期間は、2015年10月から2018年4月までの2年強だった。