JARO、3カ月で苦情118件 コロナ関連の広告・表示で

公益社団法人日本広告審査機構(JARO)は5月7日、今年1~3月において新型コロナウイルス関連の広告・表示に対する苦情が118件寄せられたと発表した。苦情の内訳は、広告表現に関するものが68件、表示に関するものが50件だった。

1~3月に寄せられた苦情の中から「コロナ」「ウイルス」「新型」「肺炎」のキーワードで抽出し、無関係なものを除いた数が118件だった。1月は2件(広告表現2件、表示0件)、2月は28件(広告表現15件、表示13件)、3月は88件(広告表現51件、表示37件)だった。


月別の苦情件数

広告表現においては、くしゃみエチケットや外出自粛などに対して、広告表現が不謹慎・不適切だと指摘する苦情があったという。具体的には、「風邪で仕事が休みにくい人に向けた表現だが、感染拡大させないためにも自宅で休養することが理想的である」といった指摘や、「他人の口元に付いた食品を指で取ってなめるシーンがあるが、新型肺炎やインフルエンザがある中で衛生面に問題があるのではないか」という苦情もあった。

【広告表現に対する主な苦情の内容】


【広告対象の商品・サービス】


表示に対しては、便乗と思われるものや、効果をうたう苦情が多かった。具体的には、「エアコン洗浄の広告に『新型コロナウイルス対策に分解洗浄を』などと表示しており、『必須』とまで書いてあるのはひどい」といったものや、「空気清浄機のチラシに、除去率として99%超の数字を挙げて『新型コロナウイルスにも○○(商品名)』などと書かれている」との指摘もあった。

【表示に対する主な苦情の内容】


【苦情の対象となった商品・サービス】