俳優の中村倫也が主演する日本テレビ系ドラマ『美食探偵 明智五郎』(毎週日曜22:30~)の第5話が、10日に放送された。

【以下にネタバレ要素があります】

  • 小池栄子=日本テレビ提供

明智(中村)を元気づけようと買い物に連れ出した苺(小芝風花)は、離婚のため別居中の小5の娘・小春(横溝菜帆)と月1の面会を楽しむ上遠野警部(北村有起哉)に遭遇する。いつもと様子の違う娘を心配する上遠野に同情し、小春の身辺調査を引き受けた苺は、小学校に潜入。明智は苺の話から、小春が乳製品アレルギーであることを見抜いた。

翌日、苺は下校中にいじめを受けて服の中にチーズを入れられる小春を目撃。アレルギーの発作に襲われた小春は、明智の応急処置で一命を取り留めるが、学校に乗り込んだ上遠野に、担任の兼木(阿南敦子)は遊びの延長だといじめを認めない。

一方で明智は、兼木がアレルギーを「ただの好き嫌い」として小春に無理やり給食を食べさせた“給食ハラスメント”がいじめの発端だったと知る。そんな中、「死にたい」という小春のネットの書き込みに目をつけていたマリア(小池栄子)は、小春にクラスメイトと教師の“給食による集団毒殺計画”を持ちかけていた。

マリアの絵ハガキに隠されたヒントから計画に気づき、突然活気づく明智に、苺は複雑な思いを抱く。

マリアの計画当日、苺を危険な目に遭わせまいとする親友・桃子(富田望生)を助手につけ、給食への毒混入を阻止しようとする明智だが、マリア・ファミリーとなった伊藤(武田真治)と茜(志田未来)の暗躍で給食は子供たちの口に。駆けつけた上遠野が慌てて吐かせようとするが間に合わず、小春が苦しんだ食物アレルギーの発作と似た苦しみの中で死ぬと告げられ、子供たちはパニックを起こす。

しかし、子供たちが食べたのは、機転を利かせた苺がすり替えたものだと分かる。明智と苺が計画を未然に防いだかと思われたが、実は全てはマリアの想定内。余裕の様子でマリアが現れた場所は、なんと明智の事務所の前だった…。