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【この記事のエキスパート】
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。

主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。


野菜や果物などに含まれる糖分の濃度を測る糖度計。濃度計、屈折計とも呼ばれ、糖度だけでなく塩分の濃度などを測ることも。この記事では、フードコーディネーターの倉田沙也加さんと編集部が、糖度計の選び方のポイント、デジタル式やアナログ式など厳選したおすすめ商品をご紹介します。

糖度計の選び方

糖度計はアナログ式からデジタル式まで、また果物にキズをつけずに糖度を計れるタイプなど、さまざまな種類があります。ここでは、糖度の測り方や使用目的別に、糖度計の選び方をご紹介します。

ポイントは下記。

【1】使用目的に合わせて計測タイプで選ぶ
【2】測定範囲は用途に合わせて選ぶ
【3】測定精度を高める機能で選ぶ
【4】パソコンなどに記録できるタイプもおすすめ

これらのポイントを抑えて、使い道に合った糖度計を選びましょう。一つずつ解説していきます。

【1】使用目的に合わせて計測タイプで選ぶ

糖度計の計測タイプは大きく分けて3つあります。それぞれのタイプの特徴と、どういった使用目的に適しているのかご紹介します。

実験などに使用する方は「アナログ式・試料計測タイプ」

ATAGO(アタゴ)『手持屈折計 MASTER-野菜』:

出典:楽天市場

糖度計のなかでもシンプルで、お手軽に使えるのがアナログ式の試料計測タイプです。使い方はカンタンで、計測面に1~2滴試料を垂らして目盛りを読むだけ。電池・電源も不要、軽量なので持ち運びもラクラクです。

お値段もお求めやすいので、小学生や中学生の自由研究などで使うのもおすすめ。

畑作業や料理用に使用する方は「デジタル式・試料計測タイプ」

ATAGO(アタゴ)『ペン 糖度・濃度計(PEN-J)』:

出典:Amazon

デジタル式の試料計測タイプは、計測面に試料を1~3滴垂らすと糖度の正確な数値がデジタル表示され、一目でわかります。

持ち運びできるタイプも多く、小型のものは畑で作物の糖度を見るのに適しています。また、試料に差し込んで使うペンタイプは、ジャム作りやお料理で使いやすいでしょう。

出荷前のものなどに使用するなら「非破壊式タイプ」

ATAGO(アタゴ)『ポケット糖度計(PAL-1)』:

出典:Amazon

非破壊式タイプは、近赤外線を野菜や果物の表面に当てることで糖度を計測します。

価格帯は比較的高めですが、木になっている果物の糖度を直接測れるため、農家などの業務用として便利です。商品を傷つけないため、野菜・果物を出荷したり、バイヤーとしてお仕事で選別したりする方におすすめ。

【2】測定範囲は用途に合わせて選ぶ

C-Timvasion『ハンディタイプ糖度計 高濃度専用(43233-243811)』:

出典:Amazon

糖度は「Brix 0~90%」という形で表記され、数値が高くなるほど濃度、糖度が高くなります。商品によって測定できる範囲が異なるため、測るものに合わせて、適した測定範囲のものを選びましょう。

たとえば、果物や野菜の糖度を測りたい方は0~50%ほどの測定範囲の狭いもので充分ですが、ジャム、ハチミツやなども測りたい場合は測定範囲が0~90%と広いものが必要です。

【3】測定精度を高める機能で選ぶ

糖度計の測定精度も幅広くあり、最小目盛りの刻みは0.1%や0.5%のものなどさまざまです。また、生の野菜や果物だけを測るのか、調理中のジャムも測りたいのかでも求められる性能も変わってきます。

正しい糖度を測るために、チェックしておきたいポイントをご紹介します。

正確に測定したい場合は最小目盛りが0.1からのもの

ATAGO(アタゴ)『デジタル糖度計(PR-301α)』:

出典:Amazon

糖度を正確に測定したい方は、最小目盛りがもっとも小さい0.1%からのものがおすすめです。また、正確な数値を知りたい方は、デジタル式の糖度計を選ぶといいでしょう。

ただし、精度が高いほど価格も高くなりがちなので、予算と相談して選びましょう。

温度変化を補正してくれる「自動温度補正機能」つき

SANKO(サンコー)『ハンディ糖度計(POTSDTM1)』:

出典:Amazon

糖度の数値は、温度によって変化してしまいます。正確に糖度を測りたい方は「自動温度補正機能」がついたものを選ぶといいでしょう。温度に合わせて自動で補正して、正確な糖度を計測できます。

自動温度補正機能を使う場合、サンプルと糖度計の温度を同じにする必要があるため、注意しましょう。

熱いものなどに使用するなら「測定可能温度」が高いもの

天衡商事『デジタル糖度計(PAR65)』:

出典:Amazon

高温のものに使いたい場合は、糖度計の「測定可能温度」が高いものを選びましょう。料理の味付けや甘さ加減など、調理中に糖度を確認したい人におすすめです。

【4】パソコンなどに記録できるタイプもおすすめ

ATAGO『ポケット糖度計(PAL-1)』:

出典:Amazon

糖度計で測定したデータをパソコンやスマートフォンに記録・管理できるタイプもあります。BluetoothやNFCに対応したものなら、スマートフォンに直接データを送ることも可能です。

定期的な記録を付けたり、データ管理をする必要がある場合におすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)