「エアコンで換気ができない」を半数が知らず、上手に換気をする3つのコツ

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、企業は在宅勤務を推奨し、学校は休校になるなど、多くの人が外出を控えて家の中で過ごしています。密集・密閉・密接の「3密」の回避が叫ばれている通り、リスク要因の一つである「換気の悪い密閉空間」の改善が求められている今日この頃。自宅の換気に関してどのような認識をもち、対応しているのでしょうか。

コロナ禍により、約8割が「換気」に対して関心あり

室内換気の重要性に注目が集まる中、ダイキン工業株式会社が男女500人を対象に「換気に対する実態調査」を実施しました。「直近3ヶ月で、換気に対する関心は高くなりましたか」という質問に対し、79.2%の人が「高くなった」と回答。また、「換気ができているか」という質問に対して、74.5%の人が「十分できている」「どちらかというとできている」と回答し、「換気」に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。

半数以上の人が知らなかった! エアコンで換気ができない事実 

その一方で、「ほとんどのエアコンは換気ができない」という事実について、54.4%の人が「知らなかった」と回答。24時間換気システムについては「使用していない」もしくは「わからない」人が合わせて55.8%と、いずれも過半数を超える結果となりました。

約8割の人が「上手な換気の方法を知りたい」。現在のやり方に不安の声も

また、「上手な換気の方法を知りたいと思いますか」という質問には、77.5%もの人が「はい」と回答。換気に関する困りごとについて具体的な回答を求めたところ「正しい換気の仕方が分からない」(50代女性)「効率的なやり方が分からない」(50代男性)「今の換気のやり方が合っているか不安」(50代女性)など、現在独自で行っている換気の方法が正しいのか悩む声が多数挙がっていることから、多くの人が換気に対する正しい情報を求めていることが推察できる結果となりました。

上手に換気をする3つのコツとは?

同社のWEBサイトコンテンツ「上手な換気の方法」によると、「換気」とは、部屋の中の空気と、外の空気を入れ換えることで、部屋の空気中にある汚染物資(人間に対して悪い物)を、部屋の中から外へ出したり、薄めたりすること。気密性が高い住宅ほど、汚れた空気が部屋にたまってしまうため、換気が重要となります。エアコンは、部屋の中の空気を吸い込み、その空気を冷たくしたり温かくしたりした後で、部屋の中に戻すことで、快適な環境をつくる仕組み。そのため、部屋の中の空気と外の空気を入れ換えてはおらず、換気の効果はないのだそうです。では、家の換気はどのようにしたらいいのでしょうか?

24時間換気システム

2003年7月以降の住宅であれば、24時間換気システムが必ず設置されています。部屋の壁や天井に設置されている換気口を通じ、きちんと正しく使用すれば、2時間で室内の空気をまるまる一回入れ替えることができます。換気口を閉じたり、24時間換気システムのスイッチをオフにしたりしてしまうと、せっかくの換気システムが役割を果たすことができないため、注意が必要です。

窓を開けて空気の通り道を作る

合わせて、対角線上にある2ヶ所の窓を開けて、空気の通り道を作りましょう。1時間に5~10分程度が目安です。窓を開けても風が入りにくい場合は、外から空気が少しでも入ってくる側の窓は小さく開けて、外に空気が出る側の窓を大きく開けると効率的な換気ができます。窓が1つしかない場合は、窓の外に向けて扇風機を置き、風の流れを作ることで効果がアップします。
 
キッチンの換気扇を活用

住宅の換気扇の中でも排気量が特に大きいキッチンの換気扇を運転することで、効果的に換気をすることができます。台所からできるだけ離れた窓を開けると、より効果が期待できます。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大から身を守る方法として「換気」に対する関心が高まっていますが、正しい換気方法を知らず、不安に感じている人が多いと思います。ほとんどのエアコンには空気を入れ替える効果がないため、24時間換気システムやキッチンの換気扇を活用し、窓を開けて空気の通り道を作ることで、空気を効果的に入れ替えましょう。

【調査概要】
「換気に対する実態調査」
調査対象:全国の男女500名
調査方法:スマートフォンリサーチ
実施期間: 2020年4月24日~4月26日
実施機関:ダイキン工業株式会社

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:ダイキン工業株式会社

執筆者:ARUHIマガジン編集部