テクトロニクス社は、高速電流パルサーとDC印加および測定機能を1台の計測器に統合した「2601B-PULSE型パルサー/システム・ソースメータ」を発表した。

同製品は、主に自動車の光による検出と測距(LIDAR)アプリケーションにとって重要な垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)のテスト需要と測定の複雑さを解決するために開発されたもので、ケースレーの標準モデル2601B型システム・ソースメータ(40V、3A DC、10Aパルス)で利用可能なすべての電流電圧の印加測定機能が搭載されているほか、機器制御ソフトフェア「Kickstart」のバージョン2.3により、パルス機能もサポートしており、内蔵のデュアル1MSps、18ビット・デジタイザにより強化されたパルサーの測定機能を用いることで、別の測定器を必要とせずに、パルス電流と電圧波形の両方を同時に取得することができるようになっている。

さらに、独自の「PulseMeterテクノロジ」により、振幅とパルス幅に関係なく、手動のパルス出力チューニングを必要とせずに、パルスの忠実度を保証。これにより、パルスのオーバーシュートとアンダーシュートを最小限に抑えることができるようになるため、最大3μHまでの負荷変動を手動で調整する必要がなくなり、これにより、最大10Aの電流で10μsから500μsの幅のパルスを印加するときに、電流パルスにオーバーシュートやリンギングが発生せず、立ち上がり時間が速く、正確なパルス出力が可能になると同社では説明している。

また、大規模なマルチ・チャネル向けのアプリケーションでは、ケースレーのTSP-LinkテクノロジがTSPスクリプトと連携して動作することで、高速パルサーまたはソースメータを使ったパラレル・パーピン試験が可能になるという。

なお、同製品の価格は159万円(税別)となっている。

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  • 「2601B-PULSE型パルサー/システム・ソースメータ」