メルヴィンズのバズ・オズボーンが語る外出自粛中の過ごし方「パニックにならずにいこう」

メルヴィンズのバズ・オズボーンが、コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛中の過ごし方と、最近聴いている音楽について語った。

世界がパンデミックとたたかうなか、我々はこのかつてない状況と付き合っていくために何組かのアーティストに連絡してきた。以下にお届けするのは、メルヴィンズのギター・ヴォーカル担当、バズ・オズボーンに外出自粛中の過ごし方について尋ねたメール質問に対する回答である。彼はこのあと、ミスター・バングル/トマホークのベーシスト、トレヴァー・ダンと共に制作したアコースティック・アルバム『Gift of Sacrifice』のリリースを控えている。同作を引っ提げて開催予定だったオズボーンとダンの5月のツアーは中止となったが、6〜7月のコンサートについては、現時点で予定は変更されていない。

―予定外に生じた家での時間をどう過ごされていますか?

オズボーン:再びライブが出来るようになった時に売ろうと、たくさんのCDとアルバムのパッケージングをしているよ。今では再びライブをやるなんてヘンな考えだ。妻のマッキーが凸版印刷を家の車庫でしていて、すべての組み立てを自分達でやっているから、それでずっと忙しいんだ。とにかく、世界中が軟禁状態でいた方がよさそうななかで、今やれることをたくさんかき集めている。これからどうなっていくのかはわからないが、ライブをしたり自分や他の人を病に晒すのは馬鹿げた行ないだろうね。出来る限り家のなかか周りに留まって、考え無しの行動は起こさないようにしているよ。家に居る時はよくゴルフをするんだけど、それは問題ない。もし、しばらくの間ライブ活動が出来ないんだとしたら、ゴルフをすることと新曲を録ることを楽しみにするだろう。やれることには事欠かないよ。

―外出自粛中に元気を出すため(他の理由でも構いません)、どういった音楽を聴いていますか? 理由も教えて下さい。

オズボーン:最近はトム・ウェイツの『Blue Valentine』をたくさん聴いているけど、これはまあ、いつでも聴いてる音楽だよね。ウイルスが流行っていなくても聴くものかな。彼の作品の中でも気に入っているんだ。とても力強くてね。全部良い曲だけど、特に好きなのは「Kentucky Avenue」だ。

ザ・フーの『Whos Next』も聴いているけど、「Wont Get Fooled Again」だけを繰り替えすことが多い。これもさっきと同じく、いつでも聴いているアルバムだね。ザ・フ-は大好きなんだ。彼らはおそらく私の人生の中でも屈指のバンドで、これは彼らのアルバムの中でも最高だ。『Sell Out』もとても良いけどね。彼らに飽きることはないよ。




オズボーン:あとは、映画007シリーズの『カジノ・ロワイヤル』で使われたクリス・コーネルの「You Know My Name」も聴いているな。シリーズの主題歌の中で一番優れていると思う。歌詞も良いんだ。‟武装しろ、ここでは誰もお前を守らない”って一節は現状にぴったりだよ。いつも朝イチで5~6回この曲を再生すると目が覚めるんだ。映画も素晴らしい。

映画について言及するなら……私が見た作品を少し挙げておく。

『蜘蛛女(Romeo Is Bleeding)』―ゲイリー・オールドマンが壊れた巡査を演じる。
『わらの犬』―サム・ペキンパーの残忍な映画。大好きだ。
『その土曜日、7時58分』―シドニー・ルメット監督作品。
『キング・オブ・コメディ』―『ジョーカー』に似ているけどこっちの方がいいね。

―今、ファンに伝えたいことは?

オズボーン:危機的状況の中で、身体には気を付けてくれ。冷静に、パニックにならずにいこう。事態の改善はきっとすぐそこだ。

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