NTT 東日本山形グループと、NTT 東日本山形グループ社会貢献推進会議はこのほど、地域社会の福祉事業を支援するため、山形県社会福祉協議会に寄附金を贈呈したことを明らかにした。

今回の寄附金は、NTT 民営化10周年をきっかけに、1995年から社会貢献活動としてスタートしたNTT 東日本山形グループの「マッチングギフトプログラム」によって集まったもの。

「マッチングギフトプログラム制度」とは、会社と社員が一体となって地域社会に貢献することを目的とした社会貢献活動のひとつ。社員の自発的な募金に合わせ、会社もそれと同額を拠出し、公共性・公益性の高い非営利活動を行っている団体に寄附を行っている。

贈呈金額は42万1,212円(募金者数525名、社員募金21万606円、各会社からの寄附分21万0,606円)。同寄附金は、子育て家庭が孤立することなく、地域の中で育まれる環境づくりに役立ててもらうために贈呈する。

寄付先の山形県社会福祉協議会は「子どもの居場所づくりサポートセンター」を設置している。これまでさまざまな機関や NPO と連携し、地域の子どもを地域で見守り育む「子どもの居場所」の拡大・定着に向けた取り組みを行っている。

NTT東日本山形グループでは、この取り組みに賛同。新型コロナウイルスの感染拡大予防による学校休校などで、「子どもの居場所」としての子ども食堂の位置付けや役割が重要であることから、子育て家庭が孤立することなく、地域の中で育まれる環境づくりに役立ててほしいと考えているという。