007シリーズ屈指のセクシーなボンドガール、オナー・ブラックマン死去

1964年公開の映画『007 / ゴールドフィンガー』でのボンドガール、プッシー・ガロア役などを演じた英国の女優オナー・ブラックマンが老衰で死去、享年94歳だった。

ボンドガールは、映画『007』シリーズ劇中でジェームズ・ボンドと深い関係になる女性キャラクターの総称。オナー・ブラックマンの遺族は、英国の大手新聞社「ガーディアン」にて「皆様にオナー・ブラックマンが亡くなったことを報告するのがとても残念でなりません。彼女は家族に見守られながら、イングランド南東部サセックス州ルイスにある自宅で安らかに亡くなりました。オナーは家族に愛された母、祖母であり、素晴らしい才能に恵まれ多くの作品に出演した女優でもありました。美貌と知性、優れた身体能力、特徴のある声と仕事への熱心な姿勢を兼ね備えた彼女は、映画やエンターテインメントの世界でも比類なきアイコンとしてその地位を築き、誠心誠意の演技力とプロ意識を持った努力で、我々の時代の映画作品に貢献できたことでしょう」との声明を出した。



彼女は『007 / ゴールドフィンガー』ではプッシー・ガロア役として出演し、劇中のオーリック・ゴールドフィンガーがフォート・ノックスに侵入するのをサポートし、この役のためにオナー・ブラックマンは柔道を学んだという。さらには、この経験を生かして1966年に『Honor Blackmans Book of Self-Defence(オナー・ブラックマンの自己防衛書)』という女性向けの格闘技本を共著した。米国のNBCニュースによると、「若い女性をターゲット層にした初のマーシャルアーツ書籍である」という。

『007 / ゴールドフィンガー』は、オナー・ブラックマンが出演する唯一の007作品だったが、シリーズの中でも大きなヒット作品であった。