お笑い芸人の劇団ひとりが4日、テレビ朝日系『中居正広のニュースな会』(毎週土曜12:00~13:26)に出演。新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさんを悼んだ。

劇団ひとり

ひとりは「まいっちゃいましたね。子供の頃からずっと憧れの人ですから、実感わかないというか、今にも棺桶からお化けの格好をして出てきちゃうんじゃないかっていうぐらい実感わかない」と胸中を吐露。

「僕、『男はつらいよ』がすごく好きで、渥美(清)さんがいないのは知ってるんですけど、寅さんってずっと居続ける。それと同じで、志村さんの『変なおじさん』とか『ひとみ婆さん』とか『バカ殿』とか、ああいうキャラクターは僕らの中で生き続けるので。本人役だけいなくなっちゃったのかなっていう感じ」と分析し、「だからこれからもずっと実感がわかないんじゃないかなと思います」と語った。

また、追悼番組を見て、「悲しいんだけど笑っちゃうってすごいですよね」と改めて志村さんの偉大さを実感しているそうで、「相当、天国で誇らしい気持ちになっていると思いますよ。全国のみんなが笑っているのを見て。泣いているより笑っているほうが絶対うれしいですからね」と話した。