ハリウッド大作映画、続々と公開延期に

ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントは、コロナウイルスの影響を受けて2020年公開予定のマーベル作品『モービウス』や『ゴーストバスターズ / アフターライフ』、『ピーター・ラビット2』など主要作品の公開を2021年に延期することを発表した。

『ゴーストバスターズ / アフターライフ』はゴーストバスターズシリーズの続編であり、ジェイソン・ライトマンが監督を務めた作品。全米で2020年7月10日に公開予定だったが、2021年5月5日に公開される運びとなった。また、マーベル作品『スパイダーマン』に出演するヴィラン役をジャレット・レトが主演で演じる『モービウス』の公開は2020年7月31日から2021年1月15日に延期、2018年に1作目を発表した3DCG映画作品『ピーター・ラビット』の公開も2020年8月7日から2021年1月15日への公開延期が発表された。

ソニーは、さらに6月に公開予定だったトム・ハンクス主演の戦争映画『グレイハウンド』の公開スケジュールも白紙になったことをアナウンスした。これによって、ほとんど全ての今年公開予定だったソニー作品の上映予定が2021年まで公開を延期したことになる。一方でケヴィン・ハートの主演作品『ファザーフッド』は元々昨年公開予定であったが、今年10月23日に公開時期が早まり、あと数カ月のうちにはまた映画館へ足を運べるようにと微かな希望を与えてくれた。

ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントの決定は、ここ最近で多くの映画の公開延期の発表に続いてきたものである。ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズもDCコミックス映画作品『ワンダーウーマン 1984』の公開を今年8月に延期、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズは『ブラック・ウィドウ』や『ムーラン』の公開延期を決めたもののまだ具体的な公開日程は発表されていない。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』や『『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『クワイエット・プレイスPARTⅡ』も元々の公開予定日より遅れての公開予定であり、ジェームズ・ボンドの次の活躍が見られるのは、現時点では今年末になりそうだ。

『ワンダーウーマン 1984』はVOD配信されるのではないかという噂もあったが、制作スタジオは「ぜひ本作を大きなスクリーンで楽しんでもらいたい」とコメントした。また、ワーナー・ブラザーズのチェアパーソンであるトビー・エメリッヒは「『ワンダーウーマン 1984』の公開にGOサインが出たとき、映画館の大きなスクリーンで楽しんでもらいたいという気持ちがありました。ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズの配給で今年8月14日に本作を映画館で上映するとアナウンスできてワクワクしています。公開日までに世界がより安全になっていることを祈ります」と語った。