ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を行うBBIXは4月1日、NTTスマートコネクトの「堂島データセンター(第2ビル)」(大阪市北区)内に「BBIX 大阪第3センター」を開設し、「IXコネクトサービス Lite(IXサービス)」を提供すると発表した。

今回、大阪第1センター(NTTデータ堂島)に続き、大阪第3センターをNTTスマートコネクトのデータセンター内に設置することで、NTTスマートコネクトが提供するビル間の光ケーブリングサービス(堂島コネクト)の活用により、多くの関西のコンテンツ事業者やインターネット接続事業者などが容易にBBIXのサービスを利用できるようになるという。

大阪第1センター、大阪第3センターが所在する堂島エリアには数多くの事業者が集まっており、堂島エリアにノードを持つ事業者に対して、円滑かつ安定的なトラフィック交換を実現するIXサービスを通して、より低遅延で高品質なIXサービスを提供するとしている。

昨今ではクラウドサービスの普及やアクセス回線の高速化、事業者独自のネットワーク運用の拡大により、インターネット事業者の相互接続の重要性がますます高まっており、BBIXは大阪地域においても積極的なIXサービスの提供を通じて、地域の接続性の問題を解決し、サービス利用者様同士の効率的な接続を実現するとともに、接続品質の向上やコスト削減に寄与していくという。

なお、提供サービスであるIXコネクトサービス Liteは大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者、教育機関、企業などを対象にサービスを利用する顧客間のトラフィックを交換する相互接続ポイントを提供するサービスとなる。

対応インターフェースは10G Ethernet/100G Ethernet、付加サービスはリンク・アグリゲーションサービス、ルートサーバオプション、Private VLANオプション。