FUJIWARA「俺らが出たら“シーン”」東京進出時に感じた“はねとびメンバー”との人気格差
本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。3月17日(火)は、お休みのやしろ本部長に代わり、本部長代理にお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さんをお迎え! さらに、この日のゲストにFUJIWARA・原西孝幸さんが登場しました。


(左から)FUJIWARA(原西孝幸さん、藤本敏史さん)、浜崎美保


◆「最初は原西と組む気じゃなかった」
浜崎:今日はせっかくなので、「FUJIWARA」というコンビについてお話を伺っていきたいと思います。よく聞かれたりすることもあると思いますが。お2人がどうやってコンビを組んだのかをちょっと……。

藤本:知りたいかな? リスナーの人。

浜崎:聞かせてくださいよ。リスナーさんのために。

藤本:(原西とは)高3のときのクラスメイトです。

浜崎:同じクラスで?

藤本:そうです。学園祭とかで、コントとかをやったりして。

浜崎:既に、その頃から。

原西:やっていましたね。

藤本:そのときは、クラスでやるお芝居で、スケバン刑事のパロディみたいなことをやっていました。僕が台本と、スケバン刑事の麻宮サキ役をやって。

原西:それで、僕が“変なおじさん”です。

浜崎:変なおじさん(笑)?

藤本:志村けんさんの変なおじさんをそのままやるという。

原西:全力でやっていましたね。

浜崎:全力で(笑)。

藤本:そのときって、テレビで流行っているものをやるとウケるんですよ。話し方、ダンスが上手いっていうのもあったんですけど。めっちゃウケたよな?

原西:めちゃくちゃウケました。だから、お笑いの世界に入っても(変なおじさんを)しばらくやろうと思っていました。

藤本:いや、志村さんがやっているから(笑)。

原西:そういうのが分からなかったんですよ。素人やから。

藤本:素人でも分かるやろ! でも本気で思っていたらしいです。

浜崎:ヤバいですね(笑)。

藤本:ほんで、NSCという学校があるから、俺はそこに行こうって決めていたんですよ。そうしたら、原西が「お前、NSCに行くらしいやん。一緒に願書出しといて」みたいな。すごく軽い気持ちで。

原西:僕、大学が決まっていたので。

浜崎:進学が。

藤本:こいつが結構軽い気持ちで「願書を出しといてや」と。大学に行きながら2足のわらじでくる。“いや、お笑いの世界なんてそんな甘いもんじゃない”って俺は思ったのよ。でも受かったんですよ。

浜崎:お2人とも。

原西:まだ大したことはしていないですけどね。一応受かって。

藤本:そこからNSCに入って、ネタ見せの時間があるんだけど、正直、原西と組む気がなかったんですよ。甘い考えを持っていると思ったから。

原西:お笑いのことをよく分かっていないし。

藤本:“どうせお笑いあかんかったら大学に行くんやろ?”と思っていたから。それで俺は、良い感じでコンビが組めそうな人を、近くのマックとかに誘って話を聞いて。

浜崎:気が合えば組もうと。

藤本:うん。でも、なかなか波長の合う相方がいなくて。しかも、周りはどんどんネタやっていってんのよ。

浜崎:焦りますね。

藤本:そのときに、俺も原西も実家住まいで、家も近いから「ちょっとネタやってみよっか」ってなって。ネタを作って、ネタ見せの時間にやったら、めちゃくちゃウケたんですよ。

浜崎:そのときにも手ごたえを。

藤本:それでウケて……今に至りますね。

浜崎:当時のことを思い出しますね。

原西:最初はボケとツッコミが逆だったんですよ。今、僕がボケをやっているんですけど。当時は、僕がツッコミでした。

藤本:(原西は)“ツッコミボケ”みたいな。「なんでやねん」って言うのも、ちょっと変なふうにツッコむ、みたいな感じがめっちゃウケていたんですよ。だけど、ある先輩から「あんだけ面白い動きができるんやから、絶対ボケに徹したほうが良いで」って。それで、今のスタイルになったんです。

浜崎:ネタはどちらも書いていたのですか?

藤本:主に僕が。だから“猿回し”みたいなものですよ。原西が猿。

原西:ゴリラやけどね。

◆“東京”での不遇な待遇
浜崎:同期には、千原兄弟さん。そして後輩にはナインティナインさんなど。そうそうたる面子の皆さんがいらっしゃいますが、この縦の繋がりとか横の繋がりって、広いですか? 吉本さんって。

藤本:吉本は広いかな。

浜崎:関西は関西で固まって、という感じですか?

藤本:昔はそうやったけど、今はなくなってきたね。壁が取れてきたというのか。

原西:東京にいてる人も大阪で仕事しているし。大阪の人も東京にきて仕事するから、それはほぼないかな。

藤本:でも、先輩にかわいがってもらって、ご飯を食べたりだとか飲んでいるときのノリが、テレビとかで共演させてもらったときにそのまま出せるという。そういう強みはあるかもしれないですね。

浜崎:ずっと関西で活動されていて、東京進出されたわけじゃないですか。そのときって、どうだったんですか?

藤本:それが……天然素材で1回ガッといって、それから天然素材が終わって、ガンと仕事がなくなって。それでも、大阪でやっていたんですけれども。

原西:大阪での仕事も0になったんですよ。

藤本:だから、(東京に)いかなしゃーないなと。今の時代やったら、東京での仕事が増えて、自然に移る感じにするのが1番ベストなんですよ。本当は。

浜崎:拠点を東京に移そうかっていう。

藤本:(俺らは)まったく仕事がないときに、東京に出てきて。しかも、変に芸歴もあって、昔ちょっとテレビに出ていたから、スタッフさんとかが、“どうこの人らを扱えばええんや”みたいな空気をヒシヒシ感じたのよ。

浜崎:感じちゃいましたか。

原西:特にテレビを見ている人は、“売れているほうが先輩”と思うのよ。ナインティナインが、俺らの後輩と思う人がおらへんのよ。

藤本:それで、先輩やから当たり前やねんけど、ナインティナインとかにタメ口でツッコんだりすると、変な空気が流れる。

原西:“あいつ売れてへんくせに何なん?”っていう空気になるのよ、ホンマに。
まぁ、仕方がないんやけどね。

藤本:でも、それが大変やった。

浜崎:東京に進出した初期ですね。

藤本:うん。あと、営業とかでネタをすんねんけど。芸歴が長いから、絶対トリ。

原西:1番最後ね。

藤本:その出番前に、当時人気があったロバートとかキングコングとかが出て“ウワーッ”となるのよ。かなり後輩ですよ。

浜崎:はねトび世代と言いますか。

藤本:俺らは、まだテレビに全然出ていなかったから、俺らが出たら“シーン”ってなんのよ。なんやったら帰る人もいて。

浜崎:えー! そんな頃もあったんですね。

原西:本当に何もなかったから。露出は。

浜崎:そこからどうやって這い上がったんですか?

藤本:這い上がったというのか、俺はまず、スタッフさんとかが、(俺らのこと)扱いにくいんやろうな、と感じていたから、「何でもしますんで」って言いましたね。あと、番組のMCも後輩が多いんですよ。だから、後輩にも本番前に「もう何を言うてもええから、ガンガンいじって。失礼なことも言うて」みたいなことを先に話して……そういう作業から始めたかな。

浜崎:コンビ同士で話し合いとか、どうしていくかみたいなのは?

藤本:それはなかったね。

原西:俺は、ナインティナインとか雨上がり決死隊の番組に呼ばれることが多くなっていって、割とそこから。

浜崎:だんだん。

原西:(番組内の)コーナーを1個もらったりしていましたね。

<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:52
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/
番組公式Twitter:@Skyrocket_Co