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【この記事のエキスパート】
ティーインストラクター/パティシエ/オーガニックアドバイザー:hana_sora
フランス菓子からマクロビ菓子まで、みんなが幸せになれるお菓子を作るフリーランスのパティシエ。
日本紅茶協会認定ティーインストラクターとして紅茶の講師活動もしています。
お菓子の美味しさや紅茶の奥深さを伝えるべく、ライターとして活躍中。
一児のママでもあり、オーガニック食品にも精通しています。
トーストに塗るだけではなく、お菓子や料理にも使えるりんごバター。パティシエのhana_soraさんへの取材をもとに、りんごバターの選び方とおすすめの商品をランキングで紹介。「ふじ」や「紅玉」などの品種のりんごを使ったものなど、幅広くラインナップしています。
食べ方いろいろ! りんごジャムとの違いは?
りんごバターとは?
りんごバターとは、煮詰めたりんごをペースト状にして、バターと混ぜ合わせたものです。一見、りんごジャムと似ていますが、バターが加わることによってほどよい塩気とコク深い味わいに仕上がります。
ジャムのように、パンに塗ったりヨーグルトに入れたりといった使い方が一般的ですが、スイーツの材料や料理の隠し味としても使用することもできます。
りんごの産地や品種、糖度などに注目!
りんごバターの選び方
では、りんごバターをどう選べばよいのでしょうか? パティシエのhana_soraさんのアドバイスも紹介しています。自分の使い方にぴったりのりんごバターを選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイント1
産地によってりんごの味わいが異なる!
使われるりんごの産地によって、りんごバターの味わいも変わります。
ここでは、日本でりんごの生産量が多い長野県と青森県産のりんごの特徴について紹介します。
上品な甘さが特徴の「長野県産」
フィーヌ軽井沢 (FINE-KARUIZWA) りんごバタースプレッド 信州産ふじりんごバター 瓶 110g:
りんごの生産量が多いことでも有名な長野県。長野県産のりんごの特徴は、蜜がたっぷり詰まっていることです。昼夜の寒暖差が激しい長野県は、りんごの生産に向いている土地といわれています。昼夜の寒暖差が激しいと、蜜がじゅうぶんに入った上品な甘さのりんごが育ちます。
甘いりんごバターを探している方は、まずは長野県産りんごを使用したりんごバターを試してみてください。
安定した品質の「青森県産」
スターリングフーズ 津軽完熟林檎青森りんごとバター 185g×6個:
長野県をおさえて、生産量全国一を誇るりんごの名産地・青森県。りんごといえば青森県とイメージする方も多いのではないでしょうか。
青森県のりんごの特徴は、甘みと酸味のバランスが取れていて、果肉が引き締まっている点にあります。そのまま食べてももちろんおいしいですが、味のバランスがいいため、加工品の原料としても向いています。
ポイント2
品種によって甘みや酸味が変わる!
りんごバターの原料として使用されている品種は、おもに「ふじ」と「紅玉」の2種類です。りんごは品種によって味わいが異なります。そのため、どちらの品種を原料にしたかによっても、りんごバターの味わいも変わります。
クセが少なくやわらかな甘みの「ふじ」
果実まるごとジャム 信州産ふじ りんごバター 155g×2P 【2個セット】:
日本国内で生産されているりんごのなかでもっともポピュラーな品種のひとつで、価格も安定しているのが「ふじ」です。蜜がたっぷりでやわらかな甘みが特徴。さらに果汁が豊富でジューシー、シャキシャキとした歯ざわりなど食味がいいことでも知られています。
甘味と酸味のバランスがよく、クセがないのもりんごバターの原料として好まれるポイントです。
加工に適した「紅玉」
沢屋 紅玉りんごバターS:
「紅玉」は、その名のとおり真っ赤な表皮が美しい品種です。紅玉の最大の特徴は、果肉が締まっている点。煮込んでも煮崩れしにくく、りんごバターやりんごジャムといった加工品の原料として人気の品種です。
また、もちろん甘みもありますが、酸味と香りに強い特徴があります。欧米ではアップルパイの原料としてよく使われています。
ポイント3
甘みだけではなく日持ちにも影響する「糖度」
りんごバター 国産りんご使用 200g:
りんごバターを選ぶ際には、糖度にも注目してください。糖度は、りんごバターがどれくらい甘いかの指標となります。
甘めが好きな方は、糖度50度以上のりんごバターを選ぶといいでしょう。反対に、甘さが控えめなタイプが好きな方なら、糖度30~40度のりんごバターを選んでください。
また、糖度が高ければ高いほど日持ちしますので、長期保存したい方は糖度が高めのりんごバターを選びましょう。
ポイント4
フレーバー調合されたりんごバターも!
ジェニーさんのりんご畑 Apple Butter アップルバター(155g)//:
りんごとバター、砂糖のみを使用したシンプルなもののほかにも、さまざまなフレーバーが楽しめるりんごバターも販売されています。りんごバターにハチミツを合わせたものや、カラメルを加えた少しほろ苦いタイプ、ブドウなどほかの果汁を加えたものまであります。
また、すりおろしたタイプや大きめにカットされたものといったように、カットによっても味わいが異なります。フレーバーとともに、カットにも注目して選んでみてください。
パティシエがアドバイス
パンに塗ったり、お菓子や料理にも使える万能保存食
【エキスパートのコメント】
りんごバターは、煮詰めたりんごに砂糖とバターを合わせたもので、風味豊かなバターの香りとりんごのやさしい甘さがくせになる味わいです。原料のりんごの品種や産地などの違いで味わいがかわってくるので、選ぶときにチェックしてみてください。
パンに塗って食べるのはもちろん、お菓子の材料や料理の隠し味など、いろいろな楽しみ方があります。