ミニマリスト志向な若者の間でブーム! 人気の“激セマ物件“ってあり? なし?
今、若者の間で「激セマ物件」が人気なのをご存じでしょうか。4畳ほどの狭い部屋で最低限のモノしか置かない暮らし。住む場所や居住環境の傾向も、時代とともに変わるようです。TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」3月19日(木)の生放送は、パーソナリティをつとめるたかみなはお休み。木曜パートナーで文筆家の古谷経衡さんが「勤務地と居住地、居住環境」に寄せられたメッセージについて答えてくれました。


※写真はイメージです


ウワサの「激セマ物件」
「都心で駅近の4畳のアパートに住んでいます。狭いですが困ってないですよ! 荷物はあまりないし部屋には寝に帰るだけなので十分。手に届く範囲に冷蔵庫やすべてのものがあるのでむしろ便利。最初は狭く感じますがすぐ慣れます。PCさえあればなんでもできますしね」(20代・男性)

2年ほど前から特に若い人たちの間で激セマ物件が人気に。「ミニマリスト」の認知拡大や経済的な理由も相まってその潮流が起きているそう。3畳の部屋もあるそうで、募集するとすぐに満室になってしまうのだとか。

「激セマ物件に住んでます。部屋が狭いと思うと余計なものを買わないんです。置ける場所が決まっているので、もし買ったら捨てて、と常に自然な断捨離状態で快適です(笑)。友だちを呼べないのがタマにキズだけど、集まるのは別の子の部屋って決まっているので」(20代・女性)

多くを持たない若者世代は「狭い部屋」がむしろ断捨離にぴったりなのかも。部屋の広さよりも駅に近く通勤や通学に便利な方がライフスタイルに合っているのかもしれません。

なかにはこんな特殊物件に住む人も。

「友人が激セマシェアハウスに住んでいるそうです。シェアハウスというよりもはやカプセルホテルのような状態で、広さは1.5畳くらい。寝るスペースしかありません。家賃は1万円。確かに安いですが、閉所恐怖症の自分にはとても無理。数日ならまだしも住むのは……」(30代・男性)

色々な事情で家賃の安い場所に住まなければならない人もいますが、寝るスペースしかないというのはさすがに不便ではないのでしょうか。

若者世代の物件探しの優先順位は?
激セマ物件が人気、つまり部屋の快適さよりも、なるべく安く勤務地に近い都心に住みたいという気持ちの方が大きいのかもしれません。

「以前は都心から離れた場所に住んでいましたが、通勤時間は往復3時間。仕事以外の自分の時間が少なくて趣味も持てませんでした。どうせ寝るだけならこの時間を有効活用する方がいいのでは? と職場に近い場所の4畳半の物件に引っ越し。住み始めて1年ですが特に困っていることはありません」(20代・男性)

家賃も安い、時間もできる。ミニマリスト的な思考の人にとっては確かに都心の激セマ物件は最高のお城なのかも。古谷さんも「いわゆる狭小住宅というやつですよね。これは賃貸ですけど、分譲の場合だと10坪とか。ペンシル住宅っていって上にペンシルのように伸びている家で、なんとかして3階建てにしているという。デザインによっては広く見えるけど狭いから安い。確かにこういうのが今(人気が)出ているのかな、という気がしますね」とコメントしていました。

もちろん逆の考えをお持ちの方もいます。

「インテリアや趣味のモノを飾るのが好きなので、激セマ物件は絶対に無理です! 外で遊ぶタイプでもないので自分の部屋を充実させたい。家に居る時間を一番快適なものにしたいです。通勤時間は片道1時間、駅から徒歩12分くらいですが、今の生活で満足しています」(20代・女性)

古谷さんは「確かに人生において人間が最もいる場所は家ですからね。狭い物件がいいと見るか、広い物件がいいと見るかは価値観の問題。どっちがいいとは言えないですが、僕はネコを3匹飼っているので無理ですね(笑)」とコメント。女性は特に多くの荷物を置かなければならない人も多いはず。そんなに広くないとしても、休日、自分の部屋でゆっくり過ごせるだけのスペースは欲しいかもしれませんね。

物件の優先順位は一般的に駅近であることや安いこと、広さなどもありますが、やはり一番大事なのは自分のライフスタイルに「しっくり」くること。物件を選ぶときはまず自分自身の性格や何を大切にしているのかなどを考え、周りの意見に振り回されず決めることも大切かもしれません。

【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm