AKB48の一員として「ひらりー」の愛称で親しまれた平田梨奈が、Fカップバストの「わがままボディ」を武器に、グラビアアイドルとして着実にキャリアを重ねている。今後の目標に、下着ブランドの設立と、自身が手掛けた下着を使ってグラビア作品を撮影することを掲げる平田に、グラビアに対して感じる楽しさや、影響を受けたAKBメンバーとのエピソードなどを語ってもらった。

見どころはわがままボディ「私はどっちも楽しめます(笑)」

  • 平田梨奈

    平田梨奈
    1998年7月16日生まれ。アリゾナ州フェニックス出身。アメリカで育つ。2011年にAKB48の第12期研究生オーディションに合格し、2013年にチームKへ昇格。2016年8月に同グループを卒業。その後、現在の事務所に所属。これまでにリリースしたVR作品はPICMO VRで見放題配信中の「想像を超える誘惑で心拍数をグイグイ上げてくる僕の彼女は平田梨奈、そういう世界。(FANTASTICA)」など4作品がある。AbemaTVの恋愛リアリティショー「恋愛ドラマな恋がしたい」などにも出演中。

――「超高解像度HQ 学園のアイドル平田梨奈と過ごしたセンセーショナルな青春エピソード、そんな世界。(FANTASTICA)」が動画配信サービスPICMO VR(ピクモ・ブイアール)での見放題配信が開始になりました。まずは改めて、本作のコンセプトと見どころをお願いします。

これはすべて私の妄想なんです。シチュエーションから、この制服の下はこういう下着の方が興奮するとか、すべて私の妄想で出来ているんです。禁断の恋だったり、なかなかない先輩とのシチュエーションだったりが収録されていますね。

――平田さんの妄想が炸裂している作品なんですね(笑)。どんな面にこだわりましたか?

登場する下着は、全部私のものなんです。けっこうこだわりが強いというか、折角VRだったらこういうのがやってみたいと思って。私のグラビアは最初の作品が下着だったんですけど、将来は自分がランジェリーブランドをやってみたいっていうのもあって、ランジェリーのイメージを持っていただきたいと思っているんです。水着よりも下着の方が可愛いなと思うし、男性目線で考えたら、普段は見れない下着の方が特別なのかなっていうのもあって、VR作品はほぼ自分の下着でやっています。VRでしか見れない私だったり、VRでしか聞けない私の言葉、目の前にいる私。「ひらりーのおっぱいって、こんな近くで見たらこんな感じなんだ!」みたいに思えるような。見てくださる方がどんな妄想をしてくれるか考えながらやっていますね。

――平田さんご自身が自信を持っている体のパーツはどこでしょう?

好きなパーツがおっぱいだけとか、お尻だけとか、どっちかだけという人も多いじゃないですか。私の体ならどっちも楽しめます(笑)。わがままボディが好きな方も、楽しいんじゃないかなと思いますね。あと、ハーフなので、ハーフ好きの方っていると思うんです。グラビアのファンではレアだと思うんですけど、そういう面でも、いろいろなフェチが楽しめるんじゃないかなと思います。声フェチの方もいますよね。

――ほかのVR作品のタイトルの中に「心拍数をグイグイ上げてくる」とありますが、平田さんの心拍数がグイグイ上がったエピソードはありますか?

AbemaTVの『恋愛ドラマな恋がしたい』という恋愛リアリティショーに出演させていただいていて、やっぱり恋愛なので、男性との距離が近かったり。素の自分が出ちゃって、めちゃめちゃ恥ずかしいところがいっぱいなんです。そういう部分では、番組内で「うわー!」ってなっている(心配数が上がっている)ところは一杯あると思います(笑)。

――いろいろな面で今の平田さんの軸になっているのかなと思うのですが、グラビアとの出合いはどんな形だったんですか?

去年の2月が初めてで、VR作品から始めました。(服を脱ぐ手ぶりで)最初からぽんぽんぽーん! って感じでしたね。全く抵抗はなかったです。「どんな感じなんだろう?」とか、「こんな気持ちでやるんだ」とか「ちょっと恥ずかしい」とか、いろいろな感情に出会いました。

体で表現する、表情で表現する、言葉で表現する。「一番難しいじゃん!」って。歌でもない、ダンスでもない。照明でどうにかなるわけでもない。その日の調子によって盛れる・盛れないもあったりするから、明日の撮影に備えてこういうことをしようとか、1週間前位から「ちょっとお米だけ減らそうかな」とか。1週間前だと、あまり効果ないんですけど(笑)。そういうちょっとした、気にする部分は増えてきますね。

最近私が教えてもらったのは、なんでもエロく触ること。今年は、いい女って言われることが目標なんですよ。いるじゃないですか。行動とか、喋り方とかで「いい女だよね…」みたいに言われる人。でも私は、まだガキんちょな部分が出ちゃいますね(笑)。

――そういったマインドで現場を重ねていくと、ポジティブな変化もあるんじゃないですか?

最初と比べたら、グラビアは変わったんじゃないかなと思いますね。VRも、1作品目と4作品目を見たら、別人レベルで違うと思います。イキイキしている感じとか。(周囲からは)「大人になったね」と、最近は言われます。皆の中で私に対しては「子ども」というイメージが大きかったので。AKBは12歳からやっているので、私はやんちゃというか、子どもっぽかったんです。あの頃と比べたら「ちょっと大人になったね」と言われます。

――体作りの面では、どんなことに気を遣っていますか?

食べ物に関しては、まったく気にしなくて、本当に1週間前ぎりぎりのところで「あ、やべっ」となって、お米を抜こうとか(笑)。結果、無理なんです…。最初の二日間で終わっちゃいますね(笑)。ご飯だけは、我慢できないんですよ。でも最近、本当にヤバイと思ってきて。「体を動かすところから始めよう!」と思って、ピアノを弾いたり、大学の同級生にダンスを教えてもらっているんです。あとこの前、初めてアクロバットを習いに行きました。2時間でハンドスプリングとバク転ができるようになりました。

――すごい! 身のこなしは軽いんですか?

体は柔らかいです。あと根性は負けないので(笑)。バク転は本当に根性でやりましたね。一応、ちょっと支えてもらいながらやっていたんですけど。けっこう、グラビアのポージングってきついんですよ。大変なポージングもあるので「たまに体が柔らかくてよかったな」って思うときがあります。「このポージングできない子いるよ」って言われることもありますね。

――体はもともと柔らかかったんですか?

2歳から12歳まで、クラシックバレエをやっていたんです。

――なるほど。そんな平田さんご自身は、グラビアを見たりしますか? 気になる存在もいれば教えてください。

めっちゃ見ます。初めてVRの撮影をする前も、たくさん見ました。(気になるのは)この前共演した岸明日香さん。めちゃめちゃいい人で、お体も「フー!!」って感じなので、すごく好きですね。あと、くりえみ(栗田恵美)ちゃんがもともと友達なんです。すごくフェチ系で、いつもインスタ見てます。身近な人がグラビアをやっていたりすると、けっこうびっくりします。この前もロケが(AKBの)後輩の高橋希良ちゃんと一緒で、自分より年下の子がグラビアの世界で活動していることにすごくびっくりしました。

あと、森咲智美さんは一度お会いしたいです。壇蜜さんと森崎さんにお会いしたいですね。いま会いたい人NO.1かもしれない。私の求めている「いい女」「大人の女性」の魅力をお二人は持っているので、いろいろ聞いてみたいです。岸明日香さんにも、めちゃめちゃ相談したんですけど、すごく助けてくれました。「DVDのときはこういうポージング・こういう触り方がいいよ」とか、いろいろ教えてくださいましたね。