異動や転勤、転職など、会社の歓送迎会が多くなるこの時期。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、世間はすっかり自粛モードです。「お世話になっているあの人を送り出したい」という気持ちの人もいれば、「ぶっちゃけ無くなってラッキー!」という人もいるかもしれません。

そこで今回は、20~50代のマイナビ会員300人に会社の飲み会に関するアンケートを実施。コロナで飲み会を自粛するところが多いのか、はたまた個人間では自粛しないのか……? 会社の飲み会の参加費用や送別品の予算など、気になるお財布事情にも迫ります!

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会社の飲み会、6割が「嫌い」

  • 会社の飲み会「嫌い」が6割

はじめに、「会社の飲み会(歓送迎会)は好きですか?」という質問には、6割が「いいえ」と回答。その内訳をみると、「いいえ」には20~35歳を中心に幅広い年齢の人がみられましたが、好きの「はい」と答えた人は、全員が35歳以上という結果に。飲み会に対するモチベーションは、世代によって差があるようです。

飲み会が好きではない理由を聞くと、1番多かった理由が「気を遣う」というもの。飲み会が好きではないと答えた人の約7割がこの理由でした。次いで多かった理由は「業務時間外だから参加したくない」というもの。お酒の席とはいえ、会社の人と参加するものはあくまでも「業務」と捉え、敬遠する人が多いようです。

具体的にはこんな声も上がっていました。

「めんどくさいなーって思うけど参加しないといけない雰囲気が嫌い……」(38歳・建築関係)
「参加者によって参加したいか変わる(ケースバイケース)」(42歳・営業職)
「気持ちよく送迎したいが、飲み会というスタイル自体が好きではない」(45歳・技術職)
「できれば会社関係の飲み会はしたくない」(29歳・営業職)

歓送迎会というよりは、そもそも飲み会が苦手、強制的な雰囲気が好きではない、という人が多いようですね。

新型コロナウイルスの影響で、会社の飲み会は自粛モード

つぎに、今話題の新型コロナウイルスの影響で「会社から飲み会の自粛要請などはありましたか?」という質問には、65%が「はい」と回答。過半数以上の会社が飲み会や歓送迎会を自粛しているようです。

さらに、「会社内での親しい個人間ではどうですか?」という質問には、自粛するといった声がなんと、76%も! 会社単位よりも自粛する人が多い結果となりました。これは飲食業界には大ダメージですね……。

  • 新型コロナウイルスの影響で「個人間の飲み会を控える人」は約8割

実際に歓送迎会がコロナで中止になった、という人の中にはこんな声がありました。

「今までお世話になった感謝の気持ちを伝えるために会を開いてあげたいけれど、今はコロナのせいで自粛しないといけないのが残念」(40歳・事務職)
「新型コロナの影響で自粛ムード……歓送迎会が中止や延期→プレゼントだけに変更せざるを得ないと思いました」(40歳・サービス業)
「実施したいけど新型コロナで中止にするのはやむを得ないと思う」(46歳・販売)
「大切な機会がなくなってしまったと感じています」(33歳・専門職)

歓送迎会の参加費やお世話になった人への送別品、ぶっちゃけ予算は?

コロナは心配だけれども、それでも歓送迎会を開いてあげたいという人や、送別の品くらいは渡したいという人もいるはず。その時に気になってくるのがお財布事情ですよね。平均予算はどれくらいなのでしょうか。

  • 送別品の予算は「5,000円以内」が約7割

送別品の予算で、もっとも多かったのは「5,000円以内」の66.9%。10,000円以内が約9割を占める結果となりました。では、飲み会の平均予算はどのくらいなのでしょうか。

  • 会社の歓送迎会(飲み会)の予算は?

こちらは「4,000円未満」が約56%、「4,000円~6,000円」が38%と、約9割が6,000円未満という結果になりました。送別品と飲み代を合わせて10,000円くらいが妥当、といったところのようですね。

しかし、大切なのはお金よりも「気持ち」! 送別の品にはどういったものが人気なのかも聞いてみました。

  • 送別品で多いのは?

最も多かったのは「その人の好みに合わせて選ぶ」という回答。花束やメッセージは定番だけど味気ない、かといって奇抜なプレゼントなどをもらうと扱いに困る、という意見もあるようです。

「派手なバラの花をもらって帰りに困った」(43歳・営業職)
「パチンコ大好きの上司にプリペイドカード(1万円分)をプレゼントしたことがありますね。上司は苦笑いしてました」(37歳・専門職)
「自分が送られた場合、お返しはどうすれば良いか考えてしまう」(46歳・サービス職)

せっかく一緒に働いた仲ですし、相手を想像して選んだモノを贈るほうがベターと言えるでしょう。

今年の歓送迎会、あなたは賛成? それとも反対?

今年は新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが多い歓送迎会。しかし、歓送迎会は多くの人にとっては大事なコミュニケーションの場であり、感謝の気持ちを伝える場でもあります。

「自分自身も送迎されたことがあり、嬉しかったので、できるだけ出席したいとは思っています」(48歳・IT系)
「みんなで羽目を外していい思い出を作りたいです」(30歳・技術職)
「節目として必要だと思います」(32歳・事務職)
「お世話になった人にはそれなりのおもてなしをしたいです」(36歳・公務員)
「歓送迎会にかかわらず、同じ職場の人とプライベートの交流も大事だと思う」(40歳・営業職)

リモートワークの推奨や飲み会の自粛で、お別れの場を持てないまま新天地へ向かう人も多いはず。歓送迎会とは違った形で、何らかの労いの言葉や感謝の気持ちを伝える場を設けたいものですね。

阿部仁美

1989年生まれ。求人広告の制作、IT企業の広報を経て、2018年よりフリーライター/エディター。ライティング、編集、SNS運用などWebメディアを中心に活動。オルタナティブなエンタメカルチャーが好きで万年チケット貧乏です。