ヤフー(Yahoo! JAPAN)とC Channelは3月12日、女性の共感を得るクリエイティブを使用したという新しい動画広告商品である「CANDY Promotion AD(キャンディー プロモーション アド)」を提供開始した。新商品は、動画広告の企画・制作から配信、効果測定まで一貫して実施可能といい、広告主が効率的に動画広告を出稿できるという。

  • CANDY Promotion ADの概要

同商品は、主に女性をターゲットにした商品やサービスを提供する企業を対象としている。 動画コンテンツの企画・制作は、国内最大級という女性向け動画メディアである「C CHANNEL」やInstagram内の母親向けアカウントとして多くの国内フォロワー数を抱えるという母親向け動画メディアである「mama+(ママタス)」を運営するC Channelが担当する。

ファッションやコスメ、ビューティなど女性に興味関心の高いテーマや、未就学児を持つ母親に向けた家事・育児情報を中心に動画コンテンツを配信しているといい、フォロワー数は約3950万で、多くのユーザーから高い支持を受けているとのこと。

広告主は、C Channelが制作した動画コンテンツを、国内最大級の訪問者数があるという「Yahoo! JAPANトップページ」(スマートフォン版/PC版)に掲載する動画広告枠に配信でき、多くのユーザーに動画を通して商品やサービスを訴求できるという。

同商品で制作した動画コンテンツは、自社のホームページやSNS、店頭などで二次利用でき、ユーザーへの認知に加えて購入する際のきっかけにも利用できるとのこと。

動画コンテンツは認知拡大や販売促進などの目的に合わせて、レビュー型、共感訴求型、ストーリー型の3つのフォーマットから選択できる。

レビュー型は、商品レビューや商品の利用方法を紹介することで、ユーザーにより深い商品理解を促すもの。

共感訴求型は、悩みや日常に起こる身近なテーマを軸に共感を促し、ユーザーに商品への興味関心を高めるもの。

ストーリー型は、ドラマの1シーンのようなストーリー仕立てにすることで、ユーザーの興味を引きつつ、間接的に商品のアピールが可能という。

広告配信後の効果測定には、「Yahoo! JAPAN ブランド効果測定」を用いる。

同効果測定は、広告接触によりプロモーション対象のブランド(商品やサービス)の認知状況や理解、購入意向が向上したかを把握する「ブランドリフト調査」と、広告接触による対象キーワードの検索上昇率を把握する「サーチリフト調査」の2種類の調査を実施できるという。

また、広告と接触したユーザーの態度変容や検索行動の変化を可視化することで、広告効果をより正確に測定し、性年代別での態度変容、検索行動を可視化できるため、広告主はユーザー層別の傾向を把握できるとしている。