KPにローコンプな4A‐GZE型を換装してターボ化!|84年式トヨタ スターレット Vol.2

日本人以上に日本車に手を掛け、ターボのスターレットを作り上げたアメリカ人オーナー このスターレットのオーナーであるユージーンさんにとって、スターレットは特別なクルマだった。

フィリピン系移民である彼にとって、少年時代に現地で見たスターレットはスタイリッシュな格別の存在で、アメリカに移住してからも3台ほど乗り継いだ。

クルマ好きの彼は、移住後に古いマスタングやナビゲーター、ランエボ8など、20台近いクルマを乗り継いできたが、「トヨタがベスト!」と断言し、好きなクルマの頂点には今でもスターレットが君臨している。



 そんな熱意はこのクルマのカスタム内容にいかんなく注ぎ込まれている。エンジンは4A‐GZE型に換装したうえでターボ化。

最初からターボ化を考えていたので、スーパーチャージャー用にローコンプ仕様になっている4A‐GZE型をチョイスしたというわけだ。

タービンはHKSのGT2540Rで、吸気はAE111カローラの4連スロットルにワンオフサージタンクを装着している。

エンジン内部はカム、ピストンも交換済みで、ストリート仕様としては十分なパワーがあるという。


ターボ化に伴い必要になったインタークーラーは、ラジエーターとグリルの間に美しくマウント。見た目からはこれ見よがしな「速さ」のアピールをしていないのも、このクルマのポイントだ。



ヘッドカバーはゴールドにペイント。点火はダイレクトイグニッションにアップグレード。


ストリート仕様としては十分なスペックを持つGT2540Rタービン。



KP61は比較的エンジンルームが広く造られているので、ターボ化してもレイアウトに余裕がある。サージタンクの前にはARC製ブローオフバルブを設置。


Nostalgic SPEED vol.003 2014年 3月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)