内田洋行は3月11日、クラウド型のデジタルデータ自動配信サービス「AirRepo（エアレポ）」を、4月1日からサービスを開始することを発表した。

AirRepoは、毎月の発注書・請求書・納品書などの自動送付・保管ができる文書自動配信サービス。FAX業務の自動化、郵送業務の電子メールへの切り替えからスタートし、基幹システムや既存システムとのAPI連携まで段階的に自動化することが可能だという。

FAXの自動配信、メールの自動配信、あるいはAPIによるシステム連携により、「発注書」「納品書」「出荷依頼書」「報告書」などのデジタルデータ配信業務の自動化が可能となる。

  • AirRepo

送信する帳票ごとに保管期間や公開期間を設定でき、帳票ごとに配信する相手先と配信方法（メール・FAX）の設定も可能。クラウドストレージにアップロードすることで、自動配信と保管期間経過後の自動削除が行われるという。

アップロードされたファイルは、配信先・配信方法・保管期限・公開期限などを常に確認でき、その削除も簡単に行える。また、配信されたデータのダウンロード有無や回数を確認できるということだ。

AirRepoはクラウド型の月額利用料サービスのため、組織ごと、サービスごとに利用可能。提供価格は、エコノミー（ユーザー数3人、ストレージ30MB）が月額5,000円〜、スタンダード（ユーザー数10人、ストレージ1GB）が月額1万2,000円〜、プレミアム（ユーザー数30人、ストレージ30GB）が月額3万6,000円〜。