グラビアへ一区切り、武田玲奈 女優挑戦を語る「その役でいることで自信が持てる」

昨年、水着グラビア休止を発表し、本格的に女優の道へと進んだ武田玲奈。出演する映画『踊ってミタ』が3月7日(土)より公開される。
主演の岡山天音をはじめ、加藤小夏や中村優一など、注目の若手人気俳優が集結した本作で、武田は初のダンスシーンにも挑戦している。武田玲奈に映画のことやグラビア活動を休止した理由、そして今後の活動について聞いた。

     *     *     *

──まずは映画のお話をお聞きしたいのですが、映画『踊ってミタ』について、どのような印象がありましたか。

武田  “踊ってみた”を題材にして、街を活性化させていくアイデア自体がすごく素敵だなと思いました。確かに、街のきれいなところや観光スポットにしたいところで踊ったら聖地巡礼で人が来てくれそうですよね。あと、踊ることを通して人が成長したり、だんだん意識が変わっていくのも素敵ですよね。特に、三田くん(岡山天音)や古泉(加藤小夏)がどんどん変わっていくので、踊りにはすごい力があるんだなと思いました。

──武田さんは町役場のシティープロモーション課の真鍋を演じましたが、どんな意識で役に臨みましたか。

武田 台本を読んで、真鍋は役所務めですが、硬すぎない普通の人だろうなと思ったんです。なので、あえて型にはめようとせず、自然に演じました。ただ、ちょっと好きなものや趣味が変だったり、抜けているところがある女性だなと思いました。

──すごく人間味のある女性ですよね。

武田 そうですね。身近にいそうな女の子だなと思います。あと、もともと小さい頃にダンスを習っていたという設定があったので、“踊ってみた”をやるときは楽しくできればなと思いました。

──撮影で一番苦労したところは?

武田 踊りのシーンの振り入れですね。みんなキツかったと言っていました。

──武田さんはダンス経験はありますか。

武田 私は高校のときにちょっとやったくらいで、本当に趣味程度でした。でも、体を動かすことは好きなので、振り入れは大変でしたけど、覚えちゃえば踊るのは楽しかったです。

──では、武田さんが好きなシーンは?

武田 他の子が踊っているシーンは好きですね。ミネタ役の(横田)真悠ちゃんがイベントで踊るシーンがあって、撮影のときに小夏ちゃんと見に行きました。「キャー!」って言いながら(笑)。ライブを観ているみたいで楽しかったです。あと、「ACミタ」が衝撃でした。

──三田役の岡山天音さんがYouTuberになってるシーンですね(笑)。

武田 振り切っているのがすごいなと思いました。

──監督の飯塚俊光さんとは『チキンズダイナマイト』『ポエトリーエンジェル』に続いて3本目の作品になります。

武田 そうなんです。アットホームな雰囲気で撮影ができました。

──映画には、同世代の若手俳優が数多く出演されていますが、一緒に演技をされるのはいかがでしたか。

武田 天音くん以外、ほとんどの方は会うのが初めてだったんです。真悠ちゃんはファッションショーとかで面識はあったんですけど、直接話すのは初めてで。いろいろ話しました(笑)。天音くんは、飯塚監督との2作でもご一緒していたので、前回よりいろいろ話しましたね。私と天音くんと何人かで、「人見知りって大変だよね」っていう会話をしました。現場はほのぼのとした平和な感じでしたね。

──「踊る」というツールを使って人の気持ちの変化を描いていますが、ストーリーについて武田さん自身はどう感じましたか?

武田 私自身、音楽とか歌とか踊りとか好きなんです。もともと音楽映画も好きですし。やっぱり、音楽と踊りには不思議な力が働くのかなって思いましたね。一人で踊るのもいいけど、みんなで合わせて踊るのもすごく重要な意味があるなと思いました。

──ちなみに、どんな音楽映画が好きなんですか?

武田 『はじまりのうた』という映画がすごく好きです。マルーン5のアダム・レヴィーンが出ているんですけど、その映画の中でも、音楽ってすごく不思議な力があるよねって言っているんです。いつも通っている道なのに、音楽を聴くだけで街の中が違って見えたりとか。私も同じこと思っていたので、すごく共感しました。しかも、映画の中の音楽も素敵なんです。

──好きな音楽は?

武田 洋楽がメインですね。一番好きなのは、ディア・リパです。あと、ショーン・メンデスとかエド・シーランも好きですね。

──武田さんご自身の話についても聞かせてください。昨年グラビアを休止されましたが、それはどういう思いがあったんですか?

武田 ずっとやらせていただいたので、一度区切りをつけたかったんです。次に進んでいかないとダメだし、演技をメインにしてもっとしっかりやっていきたいなと思ったんです。

──女優として活動する上で大事にしてることは?

武田 お仕事する上で、私だけじゃないというか。自分発信ばかりにならないように、共演者の方や監督さん、スタッフさんの声をいろいろ受け止めながら演じられたらなと思っています。

──役を演じることの魅力は?

武田 私自身、自分にあまり自信がないんです。だけど、役になればそのときはその役でいることで自信が持てるというか。それに、いろんな人にもなれるし、いろんな経験もできるし、普段生きていたら気づかないようなことにも気づくし。いろんな魅力がありますね。

──変身願望も自分の中にありますか?

武田 そうですね、たぶん(笑)。違う人を演じることで、自分も成長できるところもあると思うんです。そういうところも好きですね。

──なるほど。では、この先、演じてみたい役柄は?

武田 今まで演じたことないような役を演じられたらなと思います。すごい強気だったり、おバカだったり、ちょっと振り切った女の子を演じたいです。

──では、プライベートでやってみたいことを聞かせてください。

武田 今、サウナにハマってるんです。初心者サウナーなので、ちょっと極めたいです。私、いろいろやりたいことあるんですよ。スカイダイビング、スキューバダイビング、気球に乗るとか。

──バンジーは?

武田 やったことあります。

──大丈夫でしたか?

武田 大丈夫かなと思ったんですけど、いざ上に立ったらすごい怖くて(笑)。一瞬だけ躊躇したんですけど、でもこれで行かないとダメだなと思って飛びました。

──(笑)。では、最後に映画『踊ってミタ』の見どころをお願いします。

武田 コンプレックスを抱えていたり、人間くさい人たちが集まって、踊りを通してちょっとずつ意識が変わっていく様をぜひ観ていただきたいです。

▽映画『踊ってミタ』
公開日:3月7日(金) 全国順次ロードショー
監督:飯塚俊光
出演:岡山天音、加藤小夏、武田玲奈、中村優一、横田真悠、ルー大柴、川原瑛都、えんどぅ、西村瑞樹 (バイきんぐ)、松浦祐也、ふせえり、早出明弘、森田想、白石優愛、小牧那凪、ゆってぃ、冨樫真、BOB、りりり、霜月めあ、大鳥こはく(角元明日香)、山本匠馬、味岡ちえり、やついいちろう、有馬和樹(おとぎ話)、中島ひろ子
振付:めろちん
配給:東映ビデオ
(C)2020「踊ってミタ」製作委員会