NTTドコモが取り扱うスマートフォン、サムスン製「Galaxy S9(SC-02K)」と「Galaxy S9+(SC-03K)」において、OSをAndroid 10へと更新するアップデートの配信が始まった。

  • Galaxy S9(SC-02K)ライラックパープル、Galaxy S9+(SC-03K)チタニウムグレー

更新後は、いくつかの機能強化、不具合の修正、セキュリティアップデートが反映される。おもな内容は以下の通り。

  • ダークテーマ:薄暗い場所で画面が見やすくなり、バッテリー消費の節約にも貢献。
  • ジェスチャーナビゲーション:画面端からのスワイプで「戻る」「最近使用したアプリ」といった操作が可能。
  • 位置情報に関する強化:アプリの位置情報に関するユーザー許諾に「アプリが使用中の場合のみ許可」の選択肢を追加。
  • ロックスクリーン画像:ロック画面に自分で撮影した任意の画像を設定可能。

不具合の修正では、ロック画面からカメラを起動したときに正常表示されない現象が改善される。セキュリティアップデートでは、セキュリティパッチレベルが「2020年2月」に更新。セキュリティアップデートの細かい内容は「Android のセキュリティに関する公開情報 - 2020 年 2 月」を参照のこと。

Wi-Fi環境の場合、Galaxy S9・S9+とも更新時間の目安は約50分。更新後の最新ビルド番号は「QP1A.190711.020.SC02KOMU1CTB3」となる。