日立製作所は2月28日、新型コロナウィルス対策として、小学生・中学生・高校生・特別支援学校生の子どもを持つ従業員約1万人(全従業員数約3万5000人)に3月2日から31日まで在宅勤務を認めること、Webを活用した採用活動を実施することを決定したと発表した。

同社は1999年5月から在宅勤務制度を導入しており、一定時間の出社義務がないこと、 利用回数制限がないこと、上司への事前相談のみで利用可能(システム承認不要)である点を特徴としている。

今回、小学生・中学生・高校生・特別支援学校生の子どもを持つ従業員全員に対象を拡大することにした。日立グループ各社でも同様の取り組みを推進する。

採用活動に関しては、同社が主催する対面形式の採用イベントに代わり、WebやSNSを活用した情報提供を行う。採用活動に関するスケジュール(応募受付開始、選考時期など)の変更は行わず、面接などはWeb上のツールを活用する。