パイクカー第三弾として生まれたフィガロをカスタマイズ|ワンオフエアロの日産フィガロ 3

80年代後半、日産はK10マーチをベースとした新たなクルマの形を提案して、大きな話題を呼んだ。その第1弾が87年1月に限定1万台として販売開始されたBe-1だった。フロントフェンダーやバンパーに樹脂パネルを使用するなど、愛らしい外観だけでなく、日産の新たなクルマ造りの姿勢が見て取れる、画期的なクルマだった。

 第2弾は同じくK10マーチをベースとしたパオだった。2年のインターバルを経て登場したが、レトロチックな外装とリゾート地のビーチチェアーを思わせる内装が多くの共感を呼び、3カ月間にわたって期間限定で受注。5万台を超える申し込みがあった。

 この2台の80車の流れをくみ、91年2月に発売されたのがフィガロだった。マーチターボのMA10ET型エンジンを搭載。オープントップの採用と相まって、国産車の中で極めて個性的なクルマとして、2万台が販売された。


タイヤはナンカンNS-Ⅱの165/35R17で、ホイールはワーク・シュヴァートSC1(フロント6J×17、リア6.5J×17)の組み合わせ。サスペンション系はK11マーチのものに置き換えている。



オーディオはMB QUARTのシステムをインストール。リアシートのスペースには、アゼストのウーハーが置かれている。フロントシートはレカロSRをインテリアのカラーに合わせてフルレザーで張り替えている。


オープントップを持つ、フィガロならではのショット。前回のブルーボディの時から変わってないのは、手前に見えるのは消火器ぐらいだそうで、その他の部分にはすべて手を入れ直したというから驚きだ。



ステアリングはレカラのガンスミスをチョイスし、レザーの部分をキャメルで塗装。この色合いが車内のワンポイントとして効いている。センターコンソールにインストールされているのは、カロッツェリアのHDDナビ。



フロントガラスの上部には、このフィガロのカスタマイズ・コンセプトが



オーディオはMB QUARTのシステムをインストール。

ハチマルヒーローvol.12 2009年 12月号 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)