高橋しょう子の仕事に音楽が欠かせない理由「メタルの高揚感はアレと似てる」

セクシー女優・高橋しょう子の音楽連載コラム。今回はフェスと仕事についての話を綴る。

私は音楽フェスによく参加する。生の歌音、楽器の生演奏、客席での反応、身体に伝わる振動が心地良くて一瞬一瞬で奇跡が起きている。

フェスでしか味わえない感覚が好きだ。見ず知らずの周りの人と一緒に好きな音楽を共感出来たり、巨大なスピーカーから聴こえる重低音が身体の奥まで響く。

見たいアーティストがいれば朝早くから参加する。大体、最後に出るアーティストがメインなので一日中歩き回ると体力が持たないが、ごはんを食べたり、お酒を飲んだり、フェスならではのブースに立ち寄って遊んだりして一日を過ごす。フードエリアにいても、会場の振動や、小さめのステージからの音漏れで音楽が楽しめるのも好きだったりする。一人で参加すると、タイムテーブルを見て移動を考えながら行動をするが、友達と参加すると見たいアーティストが違ったりする。音源を聴いたことが無くても、フェスで初めて出会える音楽も沢山ある。

自分自身、ファンとの交流を普段からしているがフェスの日は逆の立場になり、一人の音楽ファンとして応援する気持ちになれるのがとても楽しい。

音楽フェスで感じる様々な音。ファンの人の余韻に浸った感想だったり、転換リハーサルでのセッティングの音、MCで心打たれる言葉。普段の自分を見つめ返せるし、アーティストから元気を貰い、私も頑張ろう、という気持ちになれる。

そんな様々な音が一日中聴けるフェスが私は好きだ。

・AV撮影中に聴く音楽

一本の作品を撮影するのに、大体一日で撮影を終える。

朝起きてDJの機材にスイッチを入れてダウンロードしたR&Bを聴いて気持ちをリラックスさせる。家でシャワーを浴び、撮影スタジオに向かう。

最近、メイク中の1時間半は流行りのJ-ROCK(Official髭男dism、King Gnuなど)を聴きながらメイクさんと音楽の話をする。

朝イチの撮影は、DVDのパッケージになる写真撮影。顔が起きてないと綺麗な写真が撮れないので、なるべくノリの良いEDM、DUBSTEP、クラブでShazamした音楽を流す。

写真撮影が始まると2時間程、写真撮影をする。身体を捻ったりかなり無理なポージングを2時間するので集中力が切れる。パッケージ一枚の写真の為にカメラマン、スタッフ、DVDメーカーの人達、私自身も、アイディアを出したり、衣装を変えたり、全力で撮影する。写真一枚で売れ行きが変わる為、真剣に丁寧な写真を撮る。

AVの撮影は大体1日に2〜3回絡みシーンがある。1回の絡みが長い為、体力勝負になる。

昼寝は15分。無音状態で電気を消して身体を休める。私にとって、音楽を聴かない時間も大切な時間だ。

顔が疲れてきたりしたらお気に入りのメタルを聴いて乗り切る。

AV女優として生活していて仕事中には音楽が欠かせない。オーガズムと音楽を聴いた時の高揚感は似ている。

高橋しょう子
グラビアアイドルとして活動後、2016年にセクシー女優としてデビュー。DMM.R18アダルトアワード2018 優秀女優賞を受賞するなど第一線で活躍し続けている。
https://twitter.com/ts_takasho