来日し記者会見したソン・ガンホさん

 「第92回アカデミー賞」で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホさんが来日し、2月23日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で会見した。会見では同作の2月22日までの興行収入が30億6000万円を突破し、日本国内における韓国映画歴代1位となったことが発表され、ソンさんは「日本の観客のみなさまに歓迎され、興味深く受け入れられ、うれしいです」と笑顔を見せた。

 さらに「日本と韓国の映画の交流が少し少なくなってしまったと感じていた」と明かし、「これを契機に、お互いの国の作品に関心を持つ、2000年代初期のころの様子が戻ってきてくれれば」と期待した。

 「パラサイト 半地下の家族」はポン監督の最新作。“半地下住宅”に暮らす貧しい一家と“高台の豪邸”で暮らす裕福な一家という相反する二つの家族が出会い、徐々に貧しい一家が裕福な一家にパラサイトしていく……というストーリー。第72回カンヌ国際映画祭でも韓国映画初となる、最高賞のパルム・ドールを受賞。アカデミー賞作品賞とパルム・ドールのダブル受賞は、パルム・ドールを1955年、アカデミー賞作品賞を1956年に受賞した「マーティー」以来。