女優の瀧本美織と俳優の高橋光臣が、フジテレビ系時代劇『剣客商売 婚礼の夜』(3月13日20:00~22:09)に、新たなレギュラーキャストとして出演する。

  • (左から)瀧本美織、北大路欣也、高橋光臣=フジテレビ提供

池波正太郎の原作で、江戸時代屈指の剣の達人であり、剣を世渡りの手段(商売)としながら、軽妙洒脱に生きる秋山小兵衛(北大路欣也)の人生を描く同作。

瀧本が演じるのは、田沼意次(國村隼)の娘で男装の武芸者・佐々木三冬。時に男性をも圧倒するほどの太刀筋を持つ剣の使い手で、性格的にも勝ち気なところがあり、老中という高い位にある父・田沼に対しても言いたいことはハッキリと言うため、田沼の家臣たちをハラハラとさせることもあるという役柄で、これまでは杏が演じていた。

瀧本は「今回は男装ですし、男性と同じように殺陣を行いますので、初めての経験にドキドキしていましたが、体を動かすことが本当に好きなので、今回のような殺陣のシーンは初めてですが、女であることを忘れて獣のように演じています(笑)」と語っている。

一方の高橋が演じるのは、小兵衛の息子・大治郞。浅草で自身の「秋山道場」を営みながら、田沼意次屋敷の道場の師範代も務める剣客で、これまでは斎藤工が演じていた。

高橋は「これまで先輩方が演じられてきた役ですので、『どう演じれば良いんだろう?』というプレッシャーはありました。大治郎は剣術が達者ですが、そういう役をやりたいと思って、まだまだ勉強不足ですが、ずっと稽古をしてきたので、その成果を見せられる機会をいただいたことはうれしいです。『剣客商売』は正統派時代劇ですし、歴史的な重みもありますので、撮影中も勉強をしていきたいと思います」と話した。

北大路は「新しく、瀧本さん、高橋さんにご参加いただいて、私自身も心を新たに取り組んでいます。時代劇には欠かせない京都の街並みや雰囲気が、より一層、我々を盛り立ててくれていると思います」と期待を語っている。

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