冬の定番「ココア」 ちょっとしたひと手間でさらに美味しくなる!
さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。2月15日(土)放送のテーマは「ココア」。今回は、日本チョコレート・ココア協会の藤田康子さんに「ココアの種類や飲み方」について伺いました。

※写真はイメージです



── ココアにも種類ってあるんですか?

お砂糖やミルクがまったく入っていない純ココア(ココアパウダー)と、そこにミルクとお砂糖を加えた調整ココアの2種類があります。お湯で溶いた純ココアはものすごく苦いです。ココアとして親しまれている飲み物の味は調整ココアのほうですね。

ココアはそのまま牛乳で割っても美味しいのですが、せっかくココアパウダーからココアを淹れるのでしたら、少量のお水を加えて小鍋に入れて、弱火で温めてペースト状になるまで練ってみてください。そうするとココアのアルカリ臭が消えますし、練っているうちにチョコレート独特の香りやうまみが化学反応で出てくるので、味が全然変わってきます。

マグカップに直接ココアパウダーを入れて飲む場合でも、マグカップのなかでスプーンか何かでちょっと練るだけでも、ただお湯を入れて飲むより美味しくなります。そうやって飲むなら、できれば純ココアで。もちろん調整ココアでも、最初にちょっとお湯を垂らしてスプーンで練ると、まろやかになって美味しくなると思います。

── 海外でよくココアが飲まれている国ってどこなんですか?

主にヨーロッパですね。チョコレートで有名なベルギーはもちろん、フランスでもよく飲まれています。向こうではもともとチョコレートを口にする機会がけっこう多いので、より濃厚で甘みのあるモノを求める人が多くて、チョコレートそのものを溶かした「ショコラショー」という飲み物も人気です。

日本ではココアは子ども向けで、大人になるとコーヒーというイメージがありますが、ヨーロッパでは年輩の方がショコラショーを召し上がる光景も珍しくありません。ショコラショーは日本で言うホットチョコレート。かなり濃厚なので、お水がないとちょっとつらいくらいです。

── ココアの生産地といえばどこになるのでしょう?

ココアの主原料はカカオ豆なので、カカオ豆の生産地と言えば、西アフリカ、中南米、東南アジア。でもカカオ豆からココアを一番生産している国はオランダです。比較的近い西アフリカからカカオ豆を持ってきて、オランダでココアに加工して、それを全世界に出荷しています。

東南アジアはカカオ豆の生産地ではありますが、熱帯から亜熱帯の気温が高い地域が多いので、ココアよりもさっぱりした飲み物が好まれるんだと思います。その点、ヨーロッパは寒くて乾燥しているので、ココアより濃厚なショコラショーが好まれるのでしょう。

TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。

あなたの知的好奇心をくすぐる「ピートのふしぎなガレージ」。次回2月22日(土)放送のテーマは「入浴剤」。お聴き逃しなく!

<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00~17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/garage