実写ドラマ「きょうの猫村さん」で主演を務める松重豊さん(左)と原作コミックスのカバー (C)テレビ東京 (C)ほしよりこ/マガジンハウス

 猫の家政婦が主人公の人気マンガ「きょうの猫村さん」(マガジンハウス)がテレビ東京で実写ドラマ化され、俳優の松重豊さんが主演を務めることが2月22日の「猫の日」に明らかになった。同作が実写化されるのは初めてで、松重さんが猫の家政婦の猫村ねこを演じる。松重さんにとって初の猫役で、猫村ねこに扮(ふん)したビジュアルも公開された。4月8日から毎週水曜深夜0時52分に放送。

 松重さんは、猫村さんを演じる意気込みを聞かれ、「うちの猫に聞いてみたのですが何も教えてくれません。猫は意気込みを語りません。今日、衣装合わせで鏡を見ているうちに、猫村さんを演じる自分が楽しくなってきました」と語っている。

 「きょうの猫村さん」は、ほしよりこさんがウェブで連載をスタート。2005年に書籍化され、累計発行部数は330万部を突破している。昔、自分を可愛がってくれた坊ちゃんを探すべく、家政婦として働くことを決意した猫村さんの日常を描く。

 実写版は、毎話2分半のミニドラマとして描かれる。全24話。地上波放送終了後、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信される。

 ◇松重豊さんのコメント

 ――ドラマのオファーが来た時の感想は?

 ほしよりこさんの描く世界観が好きで、安易に実写化など考えてほしくないと思う一人でした。しかし最初にお話をいただいてから何年かたち、もう立ち消えになったかと思うとさみしく感じたものです。

 ――猫村さんを演じる意気込みは?

 うちの猫に聞いてみたのですが何も教えてくれません。猫は意気込みを語りません。今日、衣装合わせで鏡を見ているうちに、猫村さんを演じる自分が楽しくなってきました。

 ――視聴者へのメッセージを。

 「孤独のグルメ」をやる時に「酒場放浪記」をベンチマークにしました。今回は尺的にも質的にも、Eテレの「2355」がベンチマークです。

 ◇原作者のほしよりこさんのコメント

 原作のことは忘れて、キャストが豪華なドラマを楽しみましょう。音楽も楽しみです。

 ◇テレビ東京・濱谷晃一プロデューサーのコメント

 こんなチャレンジングな実写化に寛大なご許可をくださった原作のほし先生、そして、猫村さん役という突拍子もないオファーを温かく受け止めてくださった松重さんに、心より感謝しております。共演者も、スタッフも、本当に素晴らしいメンバーがそろいました。テレ東深夜に1週間に1度だけ訪れる2分30秒。くすっと笑えて、心が温まる、大切な時間になるように、全力で取り組んでおります。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいです。