連続ドラマ「10の秘密」で伊達翼を演じている「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さん

 人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが、俳優の向井理さん主演の連続ドラマ「10の秘密」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で、ピアニストの伊達翼役を熱演している。第5話(2月10日放送)のラストでは、向井さん演じる主人公・白河圭太にナイフを手にして襲いかかるなど迫真の演技を披露し、SNSには、その演技を絶賛する声が多く上がっていた。「ファンからいろいろなお声をいただいています。本業はアイドルですが、役者さんの中で演技をしている身としては冥利(みょうり)に尽きます」と演技の成長を感じていると語る松村さんに、撮影の様子やドラマについて聞いた。

 ◇ナイフで襲いかかるシーンは「思うがまま」 伊達翼を演じ「充実した生活」

 「10の秘密」は、連続ドラマ「嘘の戦争」「銭の戦争」、「チーム・バチスタ」(いずれもカンテレ・フジテレビ系)シリーズなどを手がけた後藤法子さんのオリジナル脚本。シングルファーザーの圭太が一人娘の瞳(山田杏奈さん)を誘拐されたのを発端に、元妻の由貴子(仲間由紀恵さん)たち登場人物のさまざまな秘密が明らかにされ、次々に事件が巻き起こるサスペンスだ。

 松村さん演じる翼は、10年前に母親が何者かに殺害された過去がある。母を殺害した犯人だとにらんでいた圭太に襲いかかったシーンについて、松村さんは「やりがいがありました。ナイフの持ち方や構え方、翼はナイフなんて人に向けたことがないよな、腰も引けるよなとか、細かいことを決めていったけど、(本番は)思うがままという感じでした」と振り返る。

 ドラマには、向井さんのほか、仲間さん、仲里依紗さん、渡部篤郎さん、佐野史郎さんといったベテラン俳優たちが多数出演している。撮影は「楽しく和気あいあいと、チーム一丸という言葉が似合うような現場」と話しつつ、「先輩方が多く、アドバイスをいただいたり、失敗したときは励ましていただいています」と話す。

 そんな環境の中で、松村さんは、自身の演技について「役作りやプランが少しずつ変わってきています。せりふやシーンのとらえ方など自分の気持ちが変わった部分もあります。感覚的な答えになってしまいますが、自分の中での発見とか、そういうものが自分では成長できていると実感しています」と語り、「充実した生活を送っています」と満面の笑みを見せた。

 ◇俳優業の責任「今までより感じないといけない」 ドラマの展開は…

 松村さんが所属する「SixTONES」は1月22日にCDデビューも果たした。デビューをしてからの姿勢の違いを聞かれると「いやいや(笑い)。変わりはないです。でも、SixTONESというグループや松村北斗という存在をお芝居以外で知っていただける機会が増えると思います」と話しつつ、「松村北斗を知らなくても、SixTONESの一人として見てもらったときに、僕のお芝居のイメージは重要になる。そういう意味での責任は今までより感じないといけないと思います」と真剣な表情で語る。

 「まずは『(視聴者が)この作品を楽しめた』というものの一つになりたいという気持ちで臨んでいます。自分が作品の一部にどれだけなれるのか。その先に『あの役者さん良かった』と思ってもらえたら。(スタッフクレジットに『SixTONES』という肩書が付いている)僕が少しでも責任を果たせたと思います」と熱く語る。

 第6話(18日放送)では、母親が殺害された直後に火災が発生した宿泊施設の建設プロジェクトに、帝東建設の宇都宮竜二(渡部篤郎さん)が関わっていたことを突き止めた翼。25日に放送される第7話からは、圭太と共に事件の真相を探ろうとしていく。松村さんは、今後の展開について「クライマックスを知らないんですよ(笑い)。オリジナルストーリーなので、そこが良いところだと思っています」とアピールする。翼が今後のストーリーにどんな影響を及ぼすのか、注目だ。