『ウォーキング・デッド』シーズン10後半の予告編が公開、コミック版と同じ結末になるか?

『ウォーキング・デッド』 シーズン10の第9話からの後半戦がいよいよ2月24日(月・祝)からスタートする。先駆けて予告編が公開された。

※本記事にはネタバレが含む箇所があります。

宇宙空間で叫んだとしても、あなたの声は誰にも届かない。しかし、腹を空かせて走り寄るゾンビで溢れた地下洞窟だったら、叫び声が誰かの耳に届く確率はかなり上がる。

『ウォーキング・デッド』シーズン10の後半が米国現地時間2月23日(日本は2月24日(月・祝)22時~)にスタートするが、AMCは最初の数分間を予告編としてプレミア公開した。大方の予想通り、前半の最終回のエンディング部分から話が始まる。キャロル(メリッサ・マクブライド)やダリル(ノーマン・リーダス)など常に窮地に陥る我らがヒーローたちは、アルファ(サマンサ・モートン)の策にはまり、洞窟に滑りながら入って行くと、アルファは餌食を見下ろしながら万能のトーチを誇らしげにかざす。

暗闇の中で最大の敵を一瞬見て次に起きることを察知したキャロルは、仲間と一緒にここまで耐えてきたにもかかわらず、シリーズ中で最も強力な叫び声をあげる。次の場面では、地上に立つアルファが肌を被った仲間たちに「連中が出てこないように注意しろ」と告げる。

シーズンを重ねてキャストも大きく変わった『ウォーキング・デッド』は、物語を進める登場人物の会話にも番組の評価にも陰りを隠せない。しかし、今シーズン前半の終盤でセディクの死で視聴者を驚かせたところを見ると、このドラマシリーズには見る者に衝撃を与え、畏敬の念を抱かせる力がまだ残っている。アレクサンドリア唯一の医療のプロだったセディクは、奇妙なまでに間抜けなダンテに首を締めて殺された。このダンテ、実はアルファがアレクサンドリアに潜入させた囁く者のスパイだった。殺された人々の肌を被って死人の中で生き延びているのが、この囁く者たちである。

今シーズンの後半でもう一捻りが用意されている可能性がある。囁く者が登場してから2シーズン目に入ったが、彼らはこれまで登場したウォーキング・デッドの敵の中で最も不気味な存在だ。囁く者の戦争がコミック版『ウォーキング・デッド』の後半のメインプロットで、アルファと肌をまとった仲間たちがアレクサンドリアとヒルトップの生存者と戦うのだが、この衝突がドラマ版のシーズン10後半でも大きなテーマとなるようだ。

しかし、ドラマ版がコミック版と同じ終わり方をするのだろうか? コミック版では(常に主役を食う最高の脇役ジェフリー・ディーン・モーガン演じる)ニーガンが決議を出す重要な役割を担う。それとも、製作総指揮者アンジェラ・カングを含む同シリーズの制作チームは、ニーガンにドラマ版オリジナルの役割を与える心積もりなのか? そうなれば、彼らが言うところの「最高の驚き」となるかもしれない。


『ウォーキング・デッド』 シーズン10の後半(第9話~)
FOXチャンネルにて2020年2月24日(月・祝)22時~日本最速独占放送