俳優・竹内涼真の弟で、歌手の竹内唯人が、3月7日に放送されるテレビ朝日『鈍色の箱の中で』(毎週土曜 27:00~)第5話で、ドラマ初出演を果たす。

  • 竹内唯人 -テレビ朝日提供

主題歌「ニビイロ」を歌う竹内は、病院に救急搬送された高鳥あおい(岡本夏美)を気づかう看護師を演じる。

「舞台での演技経験はありましたが、ドラマの出演は初めてでした」という竹内は、「今回は看護師役ということで、『ドクターX』を見て役作りをしました。かっこいい歩き方を『ドクターX』で学びました」と明かした。

また、「看護師の衣装を着たのは初めてです。最初お話をいただいたときは、『似合うのかな?』と不安でしたが、着て鏡の前に立ったら『アリじゃん』と思って」と笑顔。

そして「今後、もしまたドラマに出演する機会があったら周りの人が『え…?』となるような、マジで空気の読めない奴の役をやりたいです。普段うるさいタイプなので、自分に近いかもしれません(笑)」と話した。

22日に放送される第3話では、“バイオリンのお姉さん”河野綾芽(筧美和子)の登場シーンも増え、桜井美羽(久保田紗友)と綾芽は、辻内基秋(萩原利久)めぐって対立していくことに。

撮影では緊迫するシーンが続く中、筧は久保田のことを「時々ボーッとしている瞬間があって、かわいい」と思っていたそう。2人は休憩時間にカレーや音楽など共通の趣味の話題で意気投合し、交流を深めていた。

そして第3話のクライマックス、雨の中での美羽と真田利津(神尾楓珠)のシーンは寒い冬の夜の撮影となった。雨に濡れるカットは撮り直しができないため、久保田と神尾は何度もリハーサルを重ね、無事一発OKを決めている。