左上にRギア。レース用のオプション4ミッション搭載|70年式 日産 スカイライン 2000GT-R 2

多用されるウッドパネルが特徴
そんなレースでの活躍を見たり聞いたりして、GT-Rに憧れ、手に入れるオーナーが数多く存在する。

そんなGT-Rフリークの1人が、今回紹介する佐藤琢美さんだ。20代後半の頃に69年式PGC10を手に入れ、3〜4年かけてレストアを行うためにバラバラにしたが、結局完成することなく売却。ところが、やはりGT-Rへの思いを断つことができず、2001年にオークションで白の70年式PGC10を見つけた。

購入するにあたりオーナーと交渉しに出かけたところ、なんとオーナーは高校の頃の友人だった。そんな偶然もあってトントン拍子で話が進み、白いPGC10は佐藤さんの手元に来た。


 佐藤さんは千葉県八街市で「GARAGE TAKU」というショップを営んでいて、板金や修理はお手のもの。

そこでPGC10をある程度仕上げようと、手持ちのドア4枚、フェンダーを新品交換。

その際、白の塗装の下から、もともとのボディカラーの赤が出てきたため、購入から1カ月あまりで、純正色を自分で調合し、外装をはじめエンジンルームからトランク内までオールペイントしてしまった。

また、搭載されていたS20型エンジンはブローバイガスが出ていたこともあり、OH済みのK4ヘッドのエンジンに換装している。


69〜70年式の4ドアGC10シリーズでは、インパネやコンソールにはウッドパネルが多用されているのが特徴。ステアリングは当時物のチェックマンを装着。レース用ワイドミラーにも交換されているため、よりスパルタンに感じる。



右側の速度計は240㎞/h、左の回転計は10000rpmで、ともにGT-R専用だ。中央には水温と油圧計がタテに並ぶレイアウト。



左右のシートは当時物のダットサンバケットに交換。運転席側が少しだけ破れているのが残念。



レース用のオプション4ミッションに合わせて、特注で製作したローバックのシフトノブ。本来は右下にR(バックギア)がある。


ノスタルジックヒーロー  vol.146 2011年 08月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)