100Lの燃料タンクも標準! 一体型ライトとグリルが特徴|70年式 日産 スカイライン 2000GT-R 1

S20によって築かれたGT-R神話 日本のレース史に燦然と輝くスカイラインGT-Rの名は、50勝の栄光とともに今も語り継がれる伝説となっている。

その礎となるのは、直列6気筒DOHCという当時は他にないハイスペックを誇る名機S20型エンジンだ。


 1968年秋に開催された第15回東京モーターショーにて、参考出品というかたちで発表。翌69年2月には、スカイライン2000GT-Rとして全国発売。

そして5月に富士スピードウェイで開催されたJAFグランプリのTS部門において、判定ながら見事デビューウインを飾ったのだ。


 今もGT-Rの象徴として特別な存在とされるS20型エンジンは、プリンスR380に搭載されたGR8型エンジンの技術やノウハウを元に、レースで勝つことを前提に開発されている。

6気筒24バルブDOHCというメカニズムをはじめ、レーシングチューンを前提としたハイスペックな構造が多数採用されており、市販車のエンジンとしては、かなりオーバースペックだった。

その基本設計の恩恵もあり、当時の市販車ではトップクラスの160ps/7000rpmを誇り、レーシングチューンを施したワークスエンジンでは、最終的には250〜260psオーバーを発揮。

GT-Rが50勝という金字塔を達成する立役者となった。


ライトとグリルが一体型(左右2ピース)になっているのが70年式の特徴。70年10月にはマイナーチェンジで後期型(ハードトップ)となるため生産台数が少ない。


ホイールは純正スチールをワイド加工したもの。フロントは6.5Jにタイヤは185/55R14、、リアは7.5Jに195/55R14を装着。


純正よりひと回り太いマフラーエンドからは、GT-Rらしい排気音が響く。



100Lの燃料タンクがGT-Rの標準。ビニールマット、電磁ポンプのカバーなどもオリジナルを維持。

ノスタルジックヒーロー  vol.146 2011年 08月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)