最強のオーバー35トップ3 [写真]=Getty Images

「本当に35歳?」と思わずにはいられない。

 ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのことだ。8日に行われたセリエA第23節のヴェローナ戦では、リーグ戦10試合連続ゴールを達成し、クラブ新記録を樹立。13日に行われたミランとのコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでも、試合終了間際にPKを決めて引き分けに持ち込んだ。

 これで年明け以降の公式戦は、8試合に出場して12ゴール。ピッチに立ったすべての試合で得点を挙げており、文字どおり“ゴールマシン”と化している。今月5日に35歳の誕生日を迎えたが、今も世界のベストプレーヤーの1人であることに疑いの余地はないだろう。

 では、今シーズンの欧州5大リーグで、最も優れたパフォーマンスを披露している“オーバー35”は誰なのだろうか。統計サイト『WhoScored.com』は、200以上のスタッツから自動的にレーティングを発表しており、今回はその平均値が最も高い選手10名をランキング形式で紹介する。

※以下、情報はすべて2月13日時点のもの
※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション/年齢)
※レーティングは10点満点
※今季リーグ戦10試合以上に出場している選手が対象
[写真]=Getty Images

◆10位 ダニエル・バイアー 平均6.84点

(アウクスブルク/ドイツ/MF/35歳)

今年1月でアウクスブルク在籍10周年を迎えたバイアー。チーム最古参の主将として、今季もリーグ戦21試合中16試合に出場している。ブンデスリーガ通算出場数は「295」に達し、来月中にも300試合の大台に到達する見込みだ。

◆9位 サミール・ハンダノヴィッチ 平均6.86点

(インテル/スロベニア/GK/35歳)

“オーバー35”のGKとして、最高評価を受けているのがハンダノヴィッチだ。左手小指の骨折によりセリエAの直近2試合は欠場を余儀なくされたが、今季も絶対的守護神として君臨。ラツィオと並ぶリーグ最少失点の堅守を実現し、インテルの躍進を最後尾から支えている。

◆8位 ダンテ 平均6.88点

(ニース/ブラジル/DF/36歳)

バイエルン在籍時の2012-13シーズンには、チャンピオンズリーグ優勝も経験したダンテ。パトリック・ヴィエラ監督が率いるニースでは、チーム唯一の30代選手として若い選手たちをけん引している。今季の出場時間はDF登録ではチームNo.1と、今も最終ラインに欠かせない存在だ。

◆7位 ホアキン・サンチェス 平均6.89点

(ベティス/スペイン/MF/38歳)

欧州5大リーグでプレーする35歳以上の選手の中で、3位タイの7ゴールをマーク。昨年12月の第16節アスレティック・ビルバオ戦では、リーガ・エスパニョーラ史上最年長となる38歳140日でのハットトリックを達成した。同月26日には2021年までの契約延長にサインしており、“40歳で現役”も十分にあり得る。

◆6位 ヴィトリーノ・イウトン 平均6.98点

(モンペリエ/ブラジル/DF/42歳)

40代で唯一、トップ10に名を連ねたのが、モンペリエでセンターバックを務めるイウトン。今季の欧州5大リーグに出場した最年長選手でもある。ここまで国内カップ戦も含めて、公式戦全29試合に出場。第24節終了時点でリーグ5位と好位置につけるモンペリエの象徴的存在だ。

◆5位 ロドリゴ・パラシオ 平均7.00点

(ボローニャ/アルゼンチン/FW/38歳)

冨安健洋の同僚としてもお馴染みのパラシオは、今季チーム3番目の22試合に出場。ここまで5ゴールは、リカルド・オルソリーニ(23歳)の7ゴールに次ぐチーム2位だ。直近5シーズンでは最も早いペースで得点を重ねており、インテルに在籍していた2013-14シーズン以来となる2桁得点達成も夢ではない。

◆4位 チアゴ・シウヴァ 平均7.06点

(パリ・サンジェルマン/ブラジル/DF/35歳)

今季リーグ・アン最高の“オーバー35”は、チアゴ・シウヴァだった。ここまで19試合に出場し、リーグ最少失点を誇るチームの守備を支えている。今季リーグ戦で敗れた3試合のうち2試合は、同選手が欠場していたゲーム。今季が契約最終年となるが、その存在価値はさらに色濃いものとなっている。

◆3位 フランク・リベリー 平均7.07点

(フィオレンティーナ/フランス/MF/36歳)

今季バイエルンからフィオレンティーナに加入すると、セリエA開幕9試合で2ゴール2アシストを記録。限界説を払しょくするようなパフォーマンスを披露し、“ヴィオラ”の新たなアイドルとなった。足首のケガで昨年11月以降は戦線を離脱しているものの、すでにトレーニングを再開しており、復帰へのカウントダウンが始まっている。

◆2位 サンティ・カソルラ 平均7.31点

(ビジャレアル/スペイン/MF/35歳)

ここまでリーガ・エスパニョーラ20試合に出場して、8ゴールをマーク。欧州5大リーグの35歳以上の選手の中では、C・ロナウド(20ゴール)に次ぐ得点数を記録している。右足切断という最悪の事態を免れた男は第二の春を謳歌しており、今夏開催されるEURO2020での活躍も期待される。

◆1位 クリスティアーノ・ロナウド 平均7.91点

(ユヴェントス/ポルトガル/FW/35歳)

1位に輝いたのは、やはりこの男だった。平均レーティング「7.91」は、今季セリエA10試合以上に出場した全世代の選手の中でトップ。欧州5大リーグにおいても、10試合以上に出場した選手でC・ロナウドの平均値を上回るのは、メッシ(8.67/32歳)、ネイマール(8.66/28歳)、レヴァンドフスキ(8.11/31歳)、エンバペ(8.01/21歳)、サンチョ(7.97/19歳)の5人しかいなかった。サッカー界最強の35歳であり、これからも年齢を超越したプレーを見せてくれるに違いない。

(記事/Footmedia)