EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ってパフォーマンスする7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。3年間の米ニューヨーク留学でパフォーマンスと語学を磨いてきた深堀未来、奥田力也、砂田将宏、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」のファイナリスト日高竜太、加納嘉将、松井利樹、海沼流星による実力派だ。

米留学した3人だけでなく、海沼はブラジルのハーフでポルトガル語が堪能で、海外進出も視野に活動している“世界基準”。昨年5月にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビューしたばかりだが、すでにアジア諸国を巡るプロモーションツアーにも挑戦し、活動の場を広げている。2月12日には、初となる全国ホールツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020“BBZ”」のキックオフシングルとなる2ndシングル「ANTI-HERO'S」(アンタイヒーローズ)をリリース。同作の魅力について、7人に話を聞いた。

  • BALLISTIK BOYZ

    BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの砂田将宏、深堀未来、海沼流星、日高竜太、加納嘉将、松井利樹、奥田力也(左から) 撮影:辰根東醐

――2ndシングル「ANTI-HERO’S」の魅力を教えてください。

日高:歌詞に自分たちの生き様というか、自分たちらしい強いメッセージが込められているので、歌詞に注目してもらいたいです。歌もイントロから何か始まるような壮大な感じで、サビはボーカルが歌い上げ、メロはかっこいいラップになっていて、聞いていてワクワクする楽曲になっています。「自分たちの道を信じる」「恐れずに戦う」というメッセージが込められているので、何か新しいことを始める方や新生活を始める方も、この曲を聴いて頑張ろうと、一歩踏み出す力になれたらなと思います。

加納:ユニゾンで歌うパートが多く、僕と未来、マサ(砂田)と竜太がユニゾンで歌っているパートがすごく多いです。2つの声が混ざるとこういう風に聞こえるんだな、というのが面白いと思います。一文の中でも、未来のほうが強めのところと、僕が強めのところがあって、そういうところもこだわっています。

海沼:目標や夢を信じて突き進むというメッセージ性の強い楽曲になっていて、シンプルなテーマなので思いを乗せやすく、歌いやすかったです。初の全国ホールツアーのキックオフシングルでもあり、ツアーにかける思いや目標が明確にあったからこそ、より自分の思いをぶつけることができました。

――ミュージックビデオ(MV)の見どころは?

奥田:今までになかったような世界観でMVの撮影をして、いつもとは違った表情や目つきで撮影に挑みました。これまでの「44RAIDERS」や「テンハネ -1000%-」を見てくださった方々に、違った世界観を感じてもらえると思います。

砂田:今回、PSYCHIC FEVERという新たにできたグループが一緒に出てくれて、自分たち以外の人も出てくれることでさらに新しくなりましたし、リップシーンも新しい感じに。勢いやストーリーなど、MVで表したかった世界観をリアルに出すことができたと思います。

深堀:今まではBALLISTIK BOYZらしい速い構成や繊細な振り付けで魅せていたんですけど、今回は一皮むけた、成長したBALLISTIK BOYZというような、堂々とした雰囲気のMVになっているので、そういうところに注目して見てもらえたらうれしいです。

松井:「ANTI-HERO’S」には、自分が信じた道を突き進むというメッセージが込められていますが、普段からダンスにしろ、ラップにしろ、ファッションにしろ、自分がかっこいいと思うものを貫き通そうと心がけているので、一つ一つの歌詞にも思いを乗せることができました。MVでもその思いが表情やパフォーマンスに表現されているので、自分たちの熱い思いを感じとっていただきたいです。

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――ダンスのこだわりも教えてください。

砂田:今回、サビが「44RAIDERS」や「テンハネ -1000%-」のようにガツガツ激しい感じではなく、ビートも少なく歌がメインになっているので、振りもエモーショナルな感じで感情を表現したり、大きい振りでわかりやすく壮大に見せるということをテーマに置いて作りました。

――特に注目してほしい振りはありますか?

砂田:どうでもいいポイントなんですけど、サビの「I'm gonna be the ANTI-HERO」の「ANTI-HERO」のタイミングで 手を一瞬“A”にしているところです。遊びで入れました(笑)

海沼:一瞬です! クイッと!

日高:真似してくれたらうれしいですね。

――みなさん“A”ポーズすごいお気に入りなんですね!

松井:気に入ってます!

奥田:あと、前回のシングル「44RAIDERS」のときは白メインで合わせていましたが、今回は黒で合わせて前回とは逆の世界観になっているので、新しい僕たちの姿を見ていただけると思います。

海沼:そうですね。ちょっと大人っぽく。

砂田:ギャング感満載!

――初の単独ツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020“BBZ”」への意気込みもお願いします。

海沼:今回初めてということで、昨年いろんな先輩方から学んだことを生かしつつ、自分たちのカラーも出していきたいと思っています。昨年は本当にいろんな経験をさせていただいたので、今年は恩返しじゃないですけど、少しでもいろんな方を笑顔にできたらいいなと。そして、いろんな方により自分たちのことを知っていただきたいので、全力で楽しんでライブしたいと思います!