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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
キャンプや登山時のテント泊の際、インナーテントの内部結露や汚れなどからシュラフを守ってくれるシュラフカバー。ナンガをはじめ多数のメーカーから発売されており、ゴアテックス採用や保温効果の高いものなど種類もさまざま。そこでここでは、シュラフカバーの選び方とおすすめ商品を紹介します。
シュラフカバーは必要? 役割は?
シュラフカバーの効果とは
シュラフカバーとは、シュラフ(寝袋)の保温性を高めたり、濡れるのを防ぐカバーです。シュラフカバーを使うと、シュラフとカバーとの間に空気の層ができ、より暖かさが増します。また、シュラフにとって水は大敵です。濡れてしまうと保温性が失われるため、雨が多い季節にはぜひ一枚もっておきたいアイテムです。
素材・サイズ・防水性能・伸縮性・レイヤー数など
シュラフカバーの選び方
ここからは、シュラフカバーを選び方についてご紹介していきます。ポイントをおさえて、自分に合った商品を見つけてみてください。ポイントは下記の5つ。
【1】素材
【2】サイズ
【3】防水性能
【4】伸縮性
【5】レイヤー数
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
ゴアテックスなど透湿防水性の高い素材を
【1】素材を選ぶ
BAILESU(バイレス)『ゴアリップスリーピングバッグカバーシーム2(BS1001) 』:
シュラフカバーでおすすめの素材がゴアテックス。ゴアテックス素材は防湿性や透過性に非常にすぐれているうえ、丈夫で長持ちします。シュラフのダウンが汗による水蒸気を逃し、雨や湿気、結露といった外部からの水滴からダウンが濡れてしまうのを防いでくれます。快適な睡眠のためにも、シュラフカバーの素材選びはとても重要なポイントです。
冬用は大きめのものを
【2】サイズを選ぶ
ライペン『高通気エントラントシュラフカバー』:
シュラフより小さいカバー、または同じサイズのものを選んでしまうと、カバーがダウンを潰してしまい、保温性能が下がってしまいます。冬用は大きめサイズがおすすめです。
一方、冬以外の季節の使用など保温性よりもほかの機能を重視したいときには、荷物がかさばらないようにシュラフとぴったりくらいのカバーを選ぶ選択肢もあります。
透湿・防水・撥水加工が施されたものを
【3】防水性能で選ぶ
Mil-Tec(ミルテック)『スリーピングバッグカバー(14115001)』:
防水・撥水加工が施されているかもチェックしましょう。とくに秋・冬のキャンプはテント内まで結露します。素材はもちろん、水濡れに強い商品を選びましょう。
また、お手入れ面も考慮して、撥水性が高い商品を選ぶと防水だけでなく汚れ対策もできます。おすすめは縫い目部分にも防水処理が施されている「完全防水」タイプです。
ジッパーの位置などを確認
【4】伸縮性で選ぶ
ISUKA(イスカ)『ゴアテックスシュラフカバー ウルトラライト ワイド』:
裏地が伸縮性のあるものだと、寝返りがうちやすく快適です。また、サイドや内側にジッパーがある構造のものも便利ですよ。このあたりは、通販サイトの口コミが大変参考になります。素材や使い心地などもふくめて事前にチェックしておきましょう。
使用シーンに合わせて
【5】レイヤー数を選ぶ
ここでは、使用シーンに合わせたレイヤー数の選び方についてご紹介していきます。
2層構造の2レイヤーは軽い
oxtos(オクトス) 透湿防水 タフシュラフカバー/レギュラー:
2レイヤーとは、表地とゴアテックスなどの透湿防水素材の2層でできているものです。2レイヤーのほうが3レイヤーよりも裏地がない分だけ軽いので、軽量化のためにはこちらがおすすめです。また、裏地がない分寝返りが打ちやすく寝汗をかきにくいため、汗をよくかく人でも蒸れにくいのも2レイヤーのメリットです。
裏地のある3レイヤーは保湿性が高い
PuroMonte(プロモンテ)『ライトウェイト3レイヤーシュラフカバー(GFC55)』:
3レイヤーは、2レイヤーに裏地を付けた3層構造になります。3レイヤーは2レイヤーよりもかさばりますが、保温性や透湿防水性能は上がっています。3レイヤーは裏地があるため、単体でも使うことができます。裏地を起毛させるなどすれば、多少の保温性をもつため、春・夏の気温が高い時期であれば、軽いシュラフカバーだけで寝る人もいます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)