ファン必見!ミハエル・シューマッハがはじめて操ったフェラーリF1マシンが販売中

ミハエル・シューマッハが初めて操ったスクーデリア・フェラーリのF1マシン412 T2が販売中だ。

1995年11月16日、26歳だったシューマッハはホワイトのドライビングスーツに身を包み、真っ赤なフェラーリ(#157)のシートに腰を下ろした。フィオラノ・サーキットで17ラップを走った5日後には、ポルトガルのエストリル・サーキットで28ラップを走行した。

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412 T1は、ジョン・バーナードがデザインを手がけた最初期のF1マシンだった。カーボンファイバーを使用し、エンジンには1代目からダウンサイジングが図られた 3リッター 75度 V12エンジン「Tipo044/1」をミドに搭載し、約600馬力を発揮した。この#157は1995年にジャン・アレジがカナダGPで優勝を獲得したものではないが、フェラーリのF1ヒストリーにおいて重要な役割を果たしている一台で充分な価値はあるだろう。

#157は、シューマッハがステアリングを握り、テスト走行を終えた後、当時チームマネジャーを務めていたジャン・トッドによりドイツ人のプライベート・コレクターへと販売された。2000年にレーサーであるクラース・スヴァルトの元へ渡り、いくつかのヒストリックカーイベントでも実走していた。2013年に現在のオーナーが手にし、2014年にはエンジンのオーバーホール、2018年にはマラネロのファクトリーに戻してシャシーとギアボックスのメンテナンス、ブレーキのオーバーホールを行った。同時に、ロッソ・スクーデリアカラーにリペイントされている。オリジナルのシャシー、エンジン、ギアボックスを保っており、フェラーリ・クラシケの認証済だ。いつでも、レースに参戦できる完璧なコンディションとなっている。



世界中からエンスージアストが集まっていた、レトロモビル2020で展示もされていたが、次の引き取り手は見つからなかった。価格は「問い合わせ」となっているが、ミハエル・シューマッハファンにとっては至極のコレクションではないだろうか。