サービスインから来年で15周年を迎え、全世界のユーザ数は3億人を超えるSNS「Twitter」。近年は過去ほどのユーザ数の伸びこそ見られなくなっているものの、世界的な巨大インフラとして、その影響力は相変わらず絶大だ。

そんなTwitterには、サードパーティ製のツールをうまく活用すれば、さらに快適に利用できるようになる。今回はそれら支援ツールのうち、ネットのまとめ記事などで取り上げられる機会が比較的少ないマイナーなツールや、知る人ぞ知る便利ツール、またTwitter専用ではないもののTwitterとの組み合わせに向いた支援ツールなど、5つをセレクトして紹介する。

表示を最新ツイート順に固定する「Auto-switch to Latest Tweets for Twitter」

Auto-switch to Latest Tweets for Twitter」は、ブラウザ版のTwitterでは、タイムラインの表示順を「最新ツイート」に設定していても、時間が経つと「トップツイート」に戻ってしまう。このChrome拡張機能「Auto-switch to Latest Tweets」を導入すると、再読み込み時に「最新ツイート」順へと戻るので、手動で戻す必要がなくなる。いつの間にか「トップツイート」に戻っていてイラッとした経験のある人に最適。オプションは一切なく、インストールしておくだけで機能する。

  • Auto-switch to Latest Tweets for Twitter

特定ユーザーの画像を一括ダウンロードする「Twitter メディアダウンローダ」

Twitter メディアダウンローダ」は、特定ユーザーのTL上にある画像と動画を一括ダウンロードできるChrome拡張機能。ユーザ名と期間を指定してオリジナル画像をダウンロードできるので、特定ユーザの画像の一括保存はもちろん、漫画家・同人作家が無料で連投している作品をまとめてローカルに保存する用途などにも重宝する。ダウンロード時にZIP化されるので画像が散逸することもなく、「.jpg.large」の拡張子も自動修正してくれる。

  • Twitter メディアダウンローダ

「いいね」をキーワードで検索できる「twlikes for Twitter」

twlikes for Twitter」は、Twitterのいいね(ふぁぼ)を管理するためのiOSアプリ。過去に「いいね」をつけたツイートをキーワードなどで検索できるほか、「いいね」を外すことなく特定のツイートを検索結果から除外したり、またタグを付けて「いいね」を分類することも可能。特定のユーザに絞り込んで表示することもできる。アプリ内課金(買い切りプランもしくは有料購読)が必要で、有料購読の月額プランのみ、1週間の無料試用期間が設定されている。

  • twlikes for Twitter

無断転載を発見、出典チェックにも使える「TwiGaTen」

TwiGaTen」は、Twitter上の画像つきツイートを収集し、類似画像が含まれるツイートをグループ化して表示できるウェブサービス。画像の転載をチェックしたり、Twitter上で大量に流れている同一画像の出典をチェックするのに役立つ。ユーザ名単位で検索できるほか、日単位の人気ツイートをチェックすることも可能。対象は公開ツイートのみだが、アプリ認証を行うと、自身がフォローしている非公開アカウントも含めてのチェックが行えるようになる。

  • TwiGaTen

Twitterがつながらない? 障害情報は「Downdetector」で

Downdetector」は、SNSの口コミなどさまざまな情報源をもとに、ウェブサービスの障害発生の状況をリアルタイムで可視化するサービス。過去24時間の障害の発生状況のほか、障害の種類、具体的な口コミの内容などが1ページに集約されており、障害の報告フォームも用意されている。特にTwitterに限定したサービスではないが、これを使えば「Twitterがきちんと動いているかTwitterで尋ねる」という、矛盾した行為を行わなずに済むようになる。

  • Downdetector